ソウルフードについて

ソウルフード、というものは年齢とともにさらに懐かしくおいしく感じるものだな、と特にこの頃は感じています。TVでケンミンショーを見るからでしょうか。。やっぱり子供の頃から食べ慣れた味、というものは　とてもおいしく、簡単に手に入らない感じも手伝って　郷愁を誘います。私にもいくつかあります。いい大人になった今、とても食べたくなります。なんとかして買ってみたりもします。ああ、やっぱり　おいしい、と感じます。

先日、退院した父に食べさせたい故郷のものを買いました。もう先が短いのなら　好きでおいしいと思ってるものを食べてから死ぬのがいい、と考えています。もちろん本人にもそう伝えてあります。苦笑いしながらも、ちょっと食べたかったようです。それなら食べようかな、との事。施設暮らしなので、すぐに食べられるようにして預けてきました。食べるたびに何か昔の事を身近に思い出すかもしれません。そういうものも　ひっくるめてのソウルフードなのかもしれないな、と思うのです。