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友人について

私は友人が少ないです。なんか引っ込み思案なとこもあり 普通に仲良く話をするまでが ほんとに時間のかかるタイプです。なので気さくに話を広げられる方がうらやましい。そして 私にとっては ありがたい存在でもあります。  私の友は みんないい方で こんな私にも とても優しいのです。コロナ禍でマスクやアルコールがなくなった時 自分でも苦労して購入したであろうマスクを 私にまで わけてくれるような心根の持ち主です。当時 私は その友人達に 何をしてあげたらいいのだろう?と考えたものです。ほんとに何もできない私の不甲斐なさを嘆いたりもしました。

先日 大切な友人のひとり 実家の友が夫を亡くした、と連絡ありました。    また同じ頃 別の友人がコロナに感染した、と連絡がありました。夫を亡くした友人は 悲しみが癒えるくらいの時間が早く過ぎて欲しい、と望んでいます。コロナ感染した友は 老人ホームの仕事仲間。今まで誰も感染していなかった施設の初の感染者。なぜ私?と思って自身を責めています。どちらもつらい話です。 ところが私は彼女達のために なにもできない、と感じています。無力感、というのでしょうか。何か力になる、なんて幻想なのでしょうか。もちろん私なりに考えうる出来ることはしましたが、それが何になるんだろう?と思いました。なんか ほんと なにもできないな、というのが実感。 そんな事もあり この秋の初めは なんだかつらい切ない気持ちになっています。

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