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怖いけど、今私があなたに伝えたいこと

最近ずっと考えている。
私の異性の親友との関係性について。


私は、彼とはずっと友達でいたかった。
彼が前の彼女と別れてお互いがフリーになってから数年、私の中でずっと線を引いてきた。
お互いが恋愛感情持たないように、深入りしないように。

本当にしんどい時こそ頼らないとか、彼の前では泣かないとか、好きって言わない、会ってる時はボディタッチしない、絶対に手を出させないとか色々。

でも最近純粋な友だちじゃなくなってきている。
私も好きって平気で言っちゃうし、彼も私に可愛いとか好きとか言う。

ほかの狙った女の子にも言ってるのかもしれないけど、だけど私と共通の友人たちに言っているのは見たことがない。
彼女たちは本当の"純粋な"友だちだから。
つまり、私は彼女たちとは違って"純粋な"友だちではないのだ。


正直、恋愛として好きだと思ったタイミングは何回かあった。
けど、友達でいる方が良かったから言わないようにしてきた。
彼が酔っ払って私に好きだと言ってくるまでは。


彼は好き好き言うわりに私に恋愛感情はないって言うし、かと思えば「女性に対して友だちとしての好きとか、恋愛以外の好きはない」って言ったり。

どうしていいかわからなかった。
自分も好きって言いながら付き合ってとは言わず、私自身どうしたいのかわからなかった。



この数年いろんな人と出会ってデートしたりしたけど、そんなに好きにならないし、人としては好きになっても付き合いたいとまでは思えない。
昨年好きな人ができた時も、この人なら好きになれそう、だから好きになろう、と思って暗示をかけていただけ。

その人と付き合って彼とは全部終わりにしようと思った。やっと終わりにできると思った。
けど結局その人とはダメになって、最終的に彼に助けられて。



要は、私は彼が好きなんだと思う。ずっと。
だけどじゃぁなんで友だちとしての距離を保ってきたかって、自信がないから。怖いから。

だからずっと自分の気持ちをかき消して、好きじゃない理由を探して、逃げてきた。
遠距離だから今までずっと電話だけで繋がってて、会うのは年に数回。
もっと会いたいけど、これでいいと思ってた。

ライフスタイルとかいろんなことが違いすぎて、実際一緒にいたら私のこと無理だと思うかもしれない。
逆に私も彼のことを無理だと思うかもしれない。
そうなるのが怖い。
今までどんな私も受け入れてきてくれた彼に拒絶されるのが一番怖い。
そして、私自身も彼のすべてを受け止められる自信がない。

だからずっと友だちでいたかった。
心理的にも物理的にも、一定の距離を保っていたかった。
そうすれば拒絶されることはないから。

けど、もうそろそろ今の関係も限界だ。


お互いの存在が都合が良すぎる。
私は彼を都合よく扱ってきすぎた。彼もそう。

このままお互いを都合のいい関係で置いていると、私は幸せになれない。
一生彼の方に引っ張られてしまう。
だって居心地が良すぎるから。好きだから。



彼が私を好きなのはわかってる。
だけどいろんな理由で付き合いたくはないんだろうというのもわかる。私も同じだから。

お互い好きだと思いながらも他の人と結婚しますさようなら元気でねってのは、私はやっぱり耐えられない。
彼は私が幸せならそれでいいと言ってくれるから、私も彼の幸せを願ってみたりもしたけど、ほかの人にとられるのはやっぱりいやだ。


確かに彼は私を幸せにはできないかもしれない。
私の求めている幸せをくれないかもしれない。

だけど、今まで誰より支えてくれたのは彼だから、今の私を幸せにできるのは彼しかいないと思ってるし、彼にも私が必要だと思う。

私だって彼を幸せにしてあげる自信がない。
彼のどんな部分も受け止められるのかわからない。

だけどそれは逃げでしかない。
私も彼も、弱いからすぐ逃げる。

逃げてるくせに手放せなくて、お互いを緩く縛りあうような関係は本当に良くない。

私が気持ちを伝えても彼が友達のままでいたいって言うなら、連絡取るのは一切やめようと思う。
ちゃんとお互い別の大切な人ができるまで。
別々に幸せになれる日まで。
それまで彼とはさよならする。

今のままがいいっていうのは無し。
勇気を出して付き合ってみるのか。
それとも一旦全部リセットするのか。


ちゃんと話し合わなきゃ。

これを彼に伝えるのは怖い。怖いけど。
考えただけで涙が出そうになるけど。

無理やり距離置いて離れたって自分の弱さから逃げることになるだけで、どうせまた別の人と同じ問題にぶち当たる。

それなら今ここで乗り越えて解決させないと。
私が変わらないと。
これ以上長引かせられない。



あと一歩。本当にあと一歩なの。
ずっとどうしたいかわからずにいたけど、自分の気持ちに結論を出すところまで来られた。

そしてここまで成長させてくれたのも彼なんだ。
彼に弱さを見せられたから、初めて自分でその弱さに向き合うことができた。

本当に彼の存在は大きい。


どうか。私に踏み出す勇気と強さをください。

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