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検査記録振り返り

 判定日までにできること、ということで。
 今の病院に来てからの検査内容についてちょっとまとめてみようと思います。

 今通っている病院は、不妊治療を意識してから通い始めた、3つ目の病院になります。

 1つ目の病院は夜間と日曜日も開いているという理由からの選択だったのですが、先生のそっけなさが合わず、初の不妊治療だったために私の方にも知識が不足していて漫然と人工授精繰り返しているだけだったこともあり、1年あたりで転院を決意。
 2つ目の病院は自然派?で、ビタミン点滴やら食生活アドバイスやら針やら漢方やらすすめられたけれど、肝心の治療には一切行かず3ヶ月で転院を決意。
 
 そして現在の病院でお世話になって現在、です。

 現在の病院に通うことになった経緯は仕事をしていた時の上司(女性・不妊治療経験者)の経験談によるもの。
 辞めるあたりは色々もやもやすることもあったけれど……思えばこの上司のアドバイスがなければこの病院との縁はなかったのだから、今振り返ると改めて感謝だなぁと思っています。

 話を元に戻し。

 3つ目の病院は、初診の予約が3ヶ月待ちという沖縄県内ではとにかく人気の病院です。
 初診がなぜ3ヶ月も待つのかといえば、2〜3時間にもおよぶ検査方針の相談とカウンセリングがあるから。

 この病院で主に行った主な検査は下記の通り。

 ・血液検査
 ・子宮鏡検査
 ・子宮MRI

 血液検査で、当時指摘されたのは下記のこと。

 ・風疹の抗体が低いので予防接種をする
 ・ビタミンDが不足しているのでビタミンDを摂取すること(ネイチャーメイドビタミンDを通常1錠のところ2錠は飲んで欲しい)

 検査結果を全部ファイリングしているので、今改めて読み返しているのですが、当時は全く気が付かなかったことが事細かに書かれててなるほどと思っているところです。

 また、初診の頃からNK活性細胞とTh/Th2の数値の高さは指摘されていたようです。
 NK活性細胞には、先日「イントラポリス輸液」点滴の対応を、
 Th/Th2には、「プレドニゾロン錠」という抗生剤の処方で対応しています。

 初診の血液検査の結果に応じての先生のメモに「プレドニゾロン」の記載があったので、当時からもうわかってたことなんだなあとかしみじみです。

 あとは……私、凝固抗体の数値が高いらしい。
 この点については、「バイアスピリン」という、血液サラサラになる薬が処方されています。

 子宮鏡検査では、「子宮の上あたりに小さな腫瘍(良性)がある」とのことでした。
 大きさはないので問題はないとのことで、これに対しての対処は現在行われていません。

 そして、子宮MRI。
 この検査、風疹予防接種をした待機期間中に「通常だったら体外受精後に妊娠しない場合とかに検査する方法を提示するんだけど、今回はやってみましょうか」というお話からやることになったのですが。
 この結果に対する対策がなければ、多分1回目の妊娠もなかったな、と思います。

 というのも。

 先生「musubiさんの子宮、動いてるんですよね」

 なんかですね……私の子宮、定期的に振動しているらしいんです。リズム振動?
 子宮断面図の動画見せてもらったんですけど、よくよく見るとふるるんって動いてたんですよ、子宮。
 
 だから、例えば受精卵が子宮にくっつこうとしているのと、振動でぶるんと振り落としちゃう(!)んだそうです……なんてこと!

 だから、この病院で行ったすべての施術(タイミング法・人工授精・現在の体外受精)では、「トビエース」という、「子宮の動きを止める」薬を処方されています。
 着床の期間だと思しき5日〜6日間くらいの間は、この薬を飲んで子宮の動きを止めるのです。

 流産はしちゃいましたが、一度は人工授精で妊娠できたのは、この病院でのこれらの対応がうまく作用したからじゃないかなって思っています。
 特に子宮の動き止めるやつな……。
 MRIしてなかったら絶対わからなかったやつ。
 これらがなかったら一度も妊娠していなかったと思うので……うん。

 そして今回。
 初診も含めて検査して露呈している、私達夫婦のすべての問題点に対する対策は行われている状態。
 コロナで不妊治療休止期間があった時は風疹・麻疹の予防接種もしたし、ビタミンDもEも、もちろん葉酸などのサプリも飲んでるし。
 「人事をつくして天命を待つ」という言葉が本当にしっくり来る状態なので、運を天に任せておこうと思います。

 ……と、こんなこと、判定日前だから書けることです。
 判定日はどんな顔してるかなんかわからないから、だから今のうちに、縁があった場所や人に、感謝の気持ちとともに、この文章を置いておこうと思います。

 今、こうやって挑戦できているのは、私と縁をつないでくれた旦那と、この病院への縁をつなげてくれた人たちと、一緒に色々考えてくれた病院内の先生方やスタッフの皆様、そしてこのnoteでつながった人たちのおかげです。
 この先どうあろうとも、この気持だけは真実だから、今ここでちゃんと感謝の気持ちを。

 ありがとうございます……!


 そして、そっとおまけの話も。
 今通っている病院には、「空の森」という、オリジナルテーマソングがあって、病院内でさりげなーくBGMとして流れていたりするのですが。
 病院で販売されているファイル(処方内容を入れておくやつ)の後ろに、このテーマソングの歌詞が書かれているのですね。
 この歌詞がちょっと好きなので、部分引用させてもらおうと思います。

(本当は歌詞リンクとかあれば載せたかったのですが、どこ探しても見つからないのでわかりやすいところだけそっと。病院様、少しだけお借りします。)

 たとえば「不安」 「不安」は いつでも 重すぎる そして「期待」も
 なにかを 期待すること されていると 思うこと
 だけど「希望」は 重たくない おまもりのように つれていこう
 (空の森 作曲/歌:村上ゆき 作詞:一倉 宏 )

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