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ちょっとだけ翻訳のお話

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#エッセイ

ライターのしごと#6「記者と英語」

私は米国の大学に留学し、10年以上米国に住んで仕事をしていたので、たまにこんな質問を受けます。 ライターに英語力は必要ですか? 以前返した答えは、必要というわけではないけれどあれば役に立つということ。例えば自分がスポーツライターだったら、他に優秀なスポーツライターさんはたくさんいるわけで、その中で生き残っていくのは大変なわけです。でも英語ができて米国のスポーツに詳しければ、米国で取材をしてアメスポに特化したライターになることも可能になるので、その分野に詳しくないライターさ

字幕翻訳しました。

9月18日から22日まで奈良市で「なら国際映画祭2020」が開催されます。 こちらで上映される作品で字幕翻訳を担当させて頂きました。日本語から英語にする日英字幕です。作品はこちら↓ ちょうど4連休ですので、奈良にお越しの方はどうぞお立ち寄りください。また作品はオンライン上映もしていますので、奈良まで出かけなくても自宅で鑑賞できます。 私、勉強が趣味なもので、映像翻訳の講座などを受けたりしておりまして、これがデビュー作です。とはいえ日英翻訳に関してはほぼ独学で、英語字幕付

カンヌ受賞作『Mano a Mano』

先日も書きましたが、現在「なら国際映画祭」が奈良市で開催中です(9月22日まで)。 私はもう1作品、字幕翻訳をさせて頂いておりまして、こちらは英日翻訳です。フランス映画ですが、すでに付いていた英語字幕から日本語にしています。 昨年のカンヌ映画祭・学生部門で最優秀賞に輝いた『Mano a Mano』というLouise Courvoisier監督による短編映画なのですが、これがとてもいい映画です。映画祭パンフレットのあらすじを引用すると「サーカス団のアクロバットデュオ、アビー