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ハンドメイド作家のそれぞれの違い~人気作家になると~

これまでも私は、ハンドメイド作家がなんなのかよくわかっていません。

正直、今もわからない。

企業ではないからとつっぱねる。

趣味だからと顧客のオーダーを拒絶する。

上記に関しては、「趣味でやってる」が通用するから、許容されているいるだけ、です。

趣味で儲けられたら嬉しいですよね?

わかります。

パティシエの友人が言っていました。

「【趣味】だから【手作り】だからってことに対しての価値観がおかしい。店頭に並ぶケーキは手作りだよ? 一つ一つ手間をかけて作ってるけど、【その労働価値を高く見積もってない】し、めちゃんこ高いケーキを買う人たちは少ない」

とても、正論だと思いました。

100円均一のお店だって、その店のブランドではないことを、ご存じでしょうか?

中小企業が案を練って、その100円均一のお店に【置いてくれ】という交渉をするんです。ハンドメイド作家の委託と似てますけど、規模が違いますね。なにせ、受け入れて置いてもらって売れればありがたいが、売れなくて契約を切られるという裏側もある。

【手作り】

大事だと思います。一つ一つ心を込めて作られているのはわかります。でもそれ、ケーキも一緒ですよね。

個人でやってるか、店でやってるか。

大幅に逸れましたが、今回の題材、

「人気作家になると」

について、書きたいと思います。

一人はとても懇意にしていたある紙作家さん。

クイリングというやつですね。

なかなか売れなかったのは、作るのに手間がかかりすぎること。

そしてその高額さゆえ。

私はその時かなり精神的なダメージを受けていたので個人でメッセージを送ってみました。

とても親切で、真剣に聞いてくださったのを覚えています。

けれど、ある時。

「それ、私じゃなくてもよくないですか?」

となったしまった、とその方に言われました。

徐々に名前が売れ出して、注目されるようになってきた頃です。

こちらとしては、なぜ、と思いました。

言い値で構わないとオーダーをしたこともありますし、顧客としてはいいカモですよね。

あなたの【作品】だから欲しいのに。

その私を「切る」ということを、メールで、見えない相手のその思いが透ける文章で感じました。

さらに人気が出て、秒で売れるようにもなり、とうとうその人はアイデンティティであることを取り違えたこともされ始めました。

人気があるうちが華

とはよく言ったもので、どの顧客にも対等にしているようで、Twitter上ではあからさまな愚痴や日常を吐露し、熱心な顧客に慰めてもらう。

とても怖いことだと感じましたが、私も見切りをつけました。

もう一人は皮製品の作品を作られる方。

私は基本的にTwitterできちんと反応をするタイプです。

声があるのとないのでは、違いますよね。モチベーション大事ですしね。

そしてその方はどんどん有名になり、人気になり、

私をTwitterでブロック解除しました。つまりは、私からのフォローを、外した。

誤作動はありますので、通知がこなくておかしいと思ったので再度フォローをしましたが。

次の日に

またブロック解除されていました。

なにか気に障ったのだろうか。応援することすら煩わしいのか。

私は、DMからその旨を伝えました。

嫌ならなにも反応しません。応援することすら許してもらえないのでしょうか?

再度のフォローは外されませんでしたが、

DMには返事がきませんでした。

私はそれらの経緯を感じて、

趣味だからオマケをたくさんつけちゃう! という方には好感を抱きますし、

届いた時のことを考えて忙しいのに凝った梱包をしてくれたり、

こっそりナイショで対応(これは企業もですが)してくれたり、

そんな些細なことをしてくれる方たちは応援していこう。

味方になろう。

そう思うようになりました。

いわゆる、

心遣い、気遣いってやつですね。

あるのとないのでは、雲泥の差です。

人気になると、こういうことをされるんだ、とかなり心に沁みて、悲しくなりました。

ハンドメイドをされている方は、どうなんでしょうね。

こんな仕打ちをするほど、私はひどいことをしたのか、価値観の違いは誰にでもあることだと思うのに。

そもそも、心当たりがないわけで。

こういうことを個人でされるってことに、正直、レビューがあれば伝えたいとさえ思いました。

陥れたいわけでもなく、貶めたいわけでもないです。【作品】は相変わらず好きですので。

でも【人間として】、当たり前ですが、金銭が発生しているので、そこはメルカリ同様に、

作家として他の顧客にも伝えたいと思ったのです。

こうされるのは、次は「あなた」かもしれないと。

当たり前ですが、ミンネもクリーマも、良いレビューしか見えません。

Googleマップのように悪いレビューが見えない。

悪い印象をつけられると困るから消してくれと言った、クイリング作家さんの言葉は忘れられません。

こんな人が作ったものを、持っていたくない。

こんな人が作ったものに、大金を出した。

当たり前ですが人間の感性は変動していくので、趣味も一過性になったりします。

むしろ、起業しないのはわざとだろうと思っています。

悪い評価をつけられたくないですもんね。

クイリング作家さんが言ってました。クレームとは言いがたいが、顧客との感情のすれ違いで、作るのをやめてしまった人がいるから、

自分の価値観を押し付けないで

と。

いや、それはあなたたちもでしょう?

勝手に公平にして、勝手にルール作って、価値観をこっちに押し付けていて、

お金をもらっているのに

苦情を言うな?

あなたは、スーパーで買った、専属契約してる農家のおろした大根が不味くて、

スーパーや周囲に文句を言わないんですか? いったことないんですか?

お金を払ったものの権利として、行使したことないですか??

ハンドメイド作家さんだって、同じ人間でしょう?

悪口言ってて、言われるの嫌だなんて。

それもう、商売に向いてないです。お金発生させないでください。

趣味でお金を貰えることに感謝こそすれ、その反対をするってのは、もはや傲慢。

人気作家さんて、私が見た限りだとけっこうそんな感じの人が多いです。

一定の信者がいるからもってるだけで、いつ崩れてもおかしくない。

小さな気遣いをしてくれるハンドメイド作家さんは、変わらず応援してお金落としていきたいですね。個人的に。

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