biwa夏雲句会9月

唇に人差し指のさはやかに

秋の水オールの白くあらわれて

秋の日を等分にする加工肉

白線の踏むたび白し阿波おどり

桃の香をのぞきこむように抱いた

冷やかにウィドマンシュテッテン構造

誇らしく十月の啄木の文

藁塚がクロード・モネを待っている

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