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【WSデッキ紹介番外編】2024年度前期環境振り返り【皆様お疲れ様でした!!】
どーも、S-です。
投稿予定日は京都の日の夜なので、ちょうど前期の地区大会は終わり、あとは制限改定と全国の結果を待つばかりとなりました。自分の近所の地区だけ出た人も、遠征した人も、皆様本当にお疲れ様でした。
今回は地区終了記念ということで、2024年度の上期というシーズンのヴァイスシュバルツの環境がどうだったか、どう変遷したかのまとめをします。
有料記事は恥晒しの僕のデッキ選択と戦績を晒します。忘れてるところあったらすまん。
解説している僕の人となりは以下を参照。
あと、今回はネオスの地区の予選突破タイトルの集計データをdoit氏(@doit_369)に作ってもらいました。彼のYouTubeチャンネルも応援よろしくお願いします。
以下目次。
環境を振り返る意義
本題に入る前に、この話をさせてください。
興味ない人は次項まですっ飛ばしてくれてくれて構わんです。
どうでもいい話ですが僕という人間は歴史という科目が大嫌いでした。
まず暗記ができない。
そして、過去を振り返るという行為にそもそも意義を見出せなかったというのが大きいです。
過去は振り返ろうと変わらない。そんなものを学ぶくらいならまだ変えられる未来の為の勉強をした方が有意義だという、厨二心満載の意見ですね。根本はあまり変わらないですが、カードゲームを通じて過去を学ぶ意味を理解しました。
それは、「過去にそのデッキが流行った因果を知ることで、デッキの軸を学ぶことができる」ということです。
以前も話した通り、ヴァイスシュバルツは互換テキストと類似コンセプトをリリースする傾向にあり、それは現代でも変わっていません。
その為、「あのデッキが」「こういう環境で」強かったという知識は今後の環境を読む上で必須級になるわけです。
当時こんなデッキが強かったからメタとしてこんなデッキがあったな、という思考は、類似デッキが流行った時に持っておくべき思考として大事なわけです。
2024年度前期の総括
今回はマジで混沌とした環境でした。
地区前にYouTubeに上がったとある動画では、
「山札を硬くすればドリームデッキに大量打点を許し、山札を弱くすれば電源からの本体打点の駄々通りを許してしまう」という総括でしたが、蓋を開ければ電源が席巻する大電源時代。しかもその電源が実質2タイプあり、メタる側に回るプレイヤーにとっては苦戦を強いられる結果となりました。環境の中心にいたのは8電源アリスギアと8電源ホロライブ。
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特に環境を歪めていた主犯は8電源ルーナでした。正直、1レベで3レベの多面展開メガシンカを安定させる自傷札2種がある事もだいぶダメだと思うので、アリスギアも大概ダメなのですが、コイツの対策だけであれば以下で良かったのです。
ハイライトを採用する
早出し相殺(足立系統)を採用する
早出しメタ拳で除去する
やってることは純粋に早出しのため、早出しのためのメタが正当に通ります。しかしそこに対して脱法で刺さるのがレベル3の「姫森ルーナ」を早出しする8電源ホロライブ。このカード、盤面にいるとレベル0になる都合、対策方法が
レベル0に対する除去テキストを採用する
レベル0相殺を採用する
になり、これらのテキストがアリスギアには全く刺さりません。
要するにホロライブに勝とうとするとアリスギアには勝てず、アリスギアに勝とうと構築するとそのためのカードはホロライブに全く刺さらないという状況になり、他のデッキで勝とうとするには対策を全て捨て他の勝ち筋をめちゃくちゃ強くすることしか無かったわけです。
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しかし他の勝ち筋を強く取れるデッキは限られています。ブシロードは相手の山札を崩せる光景を与えたプールの詰めテキストは弱めに設定し、逆に爆発的な詰めを与えたプールには光景を与えずストック圧縮でケアできるようにするというバランス調整を施しており、また8電ホロライブの姫森ルーナはフロント強要と被アタック時のトップチェックによってキャンセル誘発能力に長けており、順当な詰めを光景なしで打とうとすると本体が通らない山を相手の詰めターンに突然作り始める事から8電ホロライブが順当に有利つきます。
その対抗策として相手の山札の下から掘ってダメージを与える未知瑠系デッキ(プロセカ、三玖、青ブタ)があったわけですが、これらのデッキはストック圧縮で山札を形成しないで面制圧と打点でアドバンテージを稼いでくるアリスギアに対して強く出れません。
というのが今期の大まかな総括になります。さて、以降の項目では地区単位での時期ごとの変遷を見ていきましょう。
環境の変遷
地区前
東京地区前、環境の中心ににいるのは扉枝プロセカ(以後プロセカ)でした。
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というわけで、世間に漏れず僕もどうやったらプロセカに勝てるかだけを考え続けてました。当時は盤面4枚要求を返しに崩せることから、バンドリの緑のイベントの採用を検討するくらいには思い悩んでました。
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そしてその中で上がったのが「電源で8500以上の面を複数並べることで相手の1対応を完封する」というプランです。そのためプロセカや他のデッキにも強く出れる電源デッキが、先ほどのトリオの選択肢の一つに上がっていますね。
東京〜小倉
さあ、蓋を開けてみた結果はというと
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電源!電源!!電源!!!
小倉に至ってはプロセカなんて圏外に追いやってしまってますね。
追従するのがゲバ票通りのドリーム集団、そして堅実な山づくりと詰め、そして起動バーンによるロングレンジを行えるウマが続きます。
京都〜名古屋
地区も半分を超え、環境の分析が進んだ結果は……
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トップ2つがワンツーを失脚、五等分やシャニマスが上がるように。
画像では五等分は三玖になってますが、環境的に優位だったのは二乃だったと言えるでしょう。
シャニマスにも二乃にも、電源で出せる2/2の行きだけハイパワーカードがあります。
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ここにきてルーナ・アリスギアのパワーラインに対して上からどっちも踏めばいいじゃないというわかりやすい共通対策が取られるようになりました。特にシャニマスは自身も後列からもハンドがめちゃくちゃ増える為、返しに割られても手札アンコールが出来ることから、対電源に対してめちゃくちゃ有利が取れるようになっています。
札幌
そして本日の札幌。
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ここにきてまさかのプロセカ大逆転。元々あった自力を発揮する形になりました。
最後に地区ごとのタイトル数の変遷をまとめたグラフを載せておきます。
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無料部分まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今期のシーズンももう終わりますが、総評としては電源が上に席巻していた為、ゲーム全体を通してパワーラインを意識した戦いをすることになりました。特にホロライブは2/1の移動かなたがいる為相手を割るためにパワー計算に時間がかかり、タイムアウトしてしまったこともあったかと思います。
後期の環境はどうなるかわかりませんが、どんなデッキが流行るのかとても楽しみですね!
以下有料部分では僕の恥ずかしい戦績を恥を忍んで記載していきます。よろしくお願いします!
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