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「What a Wonderful World」の歌詞が素晴らしすぎるのだ

こにゃにゃちは。
静香・ランドリーです。

久々の連休だワッショイ。
丸2日、家で過ごすぞコンニャロー。
洗濯物は干した。お風呂掃除も終わった。台所も磨いた。

夕飯のメニューも決まっているので、17時まではフリータイム。
両親にはこれから映画鑑賞してもらいます。「グリーンブック」で笑って泣いてくれたまえ。

“Me Time”には音楽が必須でしょ

両親の面倒を見ていると、いかんせん自室に籠ることが難しいのです。
これ、高齢の両親を持っている人には分かるかな?何つーか…手が掛かります。
子育てほど大変ではないものの。

ゆえに、休日は基本的にリビングで過ごすのですが。
MacBookとヘッドフォンがあれば、いつでもどこでも『Me Time』に浸れるのであります。

本日のチョイスは『ルイ・アームストロング』。
彼のゴツゴツしたラフな声が大好きです。何と言うか・・・下町のおっちゃん的な雰囲気がありますよね。
トランペットの音色も、まるで会話をしているかのような抑揚で楽しい。
ライブ音源は特に臨場感があります。メンバーとの掛け合いがたまりません。

ルイ・アームストロング、通称サッチモ。
数あるヒット曲の中でも、国内で知名度が高いのは『この素晴らしき世界』でしょうか。

What a Wonderful Worldの歌詞は深い

筆者が英会話を少しずつ理解できるようになって、ふとラジオからこの曲が流れてきた時、出勤中にも関わらず車の中で泣いてしまいました。
それまで、歌詞の意味をきちんと理解していなかったのですよ。
良くある和訳は、どちらかというと大衆向けで、とてもお利口さんな日本語を使って訳してあります。礼儀正しい、お行儀のよい日本語。

サッチモの生きた時代背景を学び、なおかつ英語を理解できた時に初めて、この歌詞の深みに触れることができました。

ちなみにサッチモは、亡くなる1年前の1970年に、新たにイントロを加えてこの曲を再録音しています。このバージョンは1987年のロビン・ウィリアムズ主演『グッドモーニング, ベトナム』に使用され、再び脚光を浴びました。

この映画で再燃した影響か、映画公開から11年後に『What a wonderful world』はグラミー賞殿堂入りを果たしました。

筆者は、ニューバージョンが好きです。
追加されたイントロ部分で、サッチモのスピーチが入っているんですがね。これが泣ける。とにかく泣ける。

素人の和訳ですが、ご紹介します。

What a Wonderful World 1970

Some of you young folks been saying to me, 
若い奴らが私に言うんだ。

“Hey Pops, what do you mean ‘what a wonderful world’?
How about all them wars all over the place? You call them ‘wonderful’?
And how about hunger and pollution? That ain’t so wonderful either.”
「なぁオヤジ、『素晴らしき世界』ってどう言う意味だよ?あちこちで戦争が起きてる。アンタはそれも『素晴らしい』って呼ぶのか?それに飢餓や汚染はどうだ、あんなもん素晴らしくなんかないだろう」ってね、

Well, how about listening to old Pops for a minute.
まぁ、ちょっと年寄りの言うことを聞いてくれないか。

Seems to me, it ain’t the world that’s so bad but what we’re doing to it.
私はね。悪いのは人間の行いそのもので、世界がどうこうじゃないって思うんだよ。

And all I’m saying is...see, what a wonderful world it would be if only we’d give it a chance.
何が言いたいかって・・・そうさな。素晴らしい世界にするには、ちょっとチャンスを与えるだけで良いんだ。

‘Love’ baby, ‘Love’. That’s the secret...yeah.
「愛」だよ、「愛」。それが秘訣だ。そうさ。

If lots more of us loved each other, we’d solve lots more problems.
私らがもっとお互いを愛し合えば、たくさんの問題が解決できるんだ。

And then this world would be a gasser.
そうすれば、世界が楽しくなるだろうよ。

That’s what old Pops keep saying.
それこそ、このオヤジが言い続けてることさ。


I see trees of green, red roses too
緑の木々 そして赤いバラが見える

I see them bloom for me and you
まるで私や君のために咲いてるみたいだ

And I think to myself, “What a wonderful world”
そして私は思うんだ 「何て素敵な世界だろう」ってね

I see skies of blue and clouds of white
青く澄んだ空 そして白い雲

The bright blessed day, dark sacred night
明るく祝福に満ちた昼と 暗く神聖な夜

And I think to myself, “What a wonderful world”
そして思うんだ 「何て素敵な世界だろう」ってね

The colors of the rainbow, so pretty in the sky
空に出た虹の色がとてもきれいだ

Are also on the faces of people going by
通りを行き交う人々の顔もね

I see friends shaking hands, sayin', "How do you do?"
ほら 友達同士が「元気かい?」って握手してる

They're really sayin', "I love you"
本当は「愛してるよ」って伝え合ってるんだよ

I hear babies cryin', I watch them grow
赤ん坊の泣き声が聞こえる 私は成長を見守るよ

They'll learn much more than I'll ever know
彼らはこれからたくさん学ぶだろうね きっと私以上に

And I think to myself, “What a wonderful world”
私は思うんだ 「何て素敵な世界だろう」ってね

Yes, I think to myself, “What a wonderful world”
私は思うんだ 「世界は捨てたもんじゃない」ってね

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神!!泣ける!!
書いてるだけで泣ける!!

途中でBGMを『TOKYOゲゲゲイ』にスイッチしちゃったけど!!
それでも泣ける!!

サッチモ最高です。
もうね、ぜひ聴いていただきたい。どんな意味か理解した上で聴くと、みぞおち辺りからジワ〜ッと感動が広がります。

特に後半の「握手しながら挨拶してるけど、ホントは愛してるって伝え合ってる」的なくだりがね、もー・・・涙腺バグる。

リアルタイムでライブ見たかったなー。
なんて思いながら、ちょっと・・・猫のトイレ掃除してきますね。

アデュー。

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