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『空飛ぶクルマ』構想~さすが長崎県!

「空飛ぶタクシーが離島を救う!?」と題して、成田空港や関西国際空港、海外でも、実用化に向けて急ピッチで開発の進む有人ドローンを取り上げて、熊本での御所浦島での導入を構想してみた記事はご覧いただきましたか?

空飛ぶタクシーが離島を救う!?
https://note.com/s_kohyama/n/nca02a6a4e267

長崎空港とハウステンボスを「空飛ぶクルマ」で結ぶ——。なんと!長崎県は既にこんな構想を立てていました。

長崎空港とハウステンボス、「空飛ぶクルマ」で結ぶ構想
https://jidounten-lab.com/u_34767

長崎空港とハウステンボスまでは、自動車で移動すると約40キロ、空を飛ぶ直線ルートだと22キロ。その区間のアクセス手段を調べてみると、直通バスの所要時間は約50分。何度か行ったことがありますが、コロナ前、観光シーズンのハウステンボス周辺の渋滞状況は顕著で、いつになったら着くのだろうかと思うほどでした。

長崎県では、ハウステンボスだけでなく、広く観光業への活用や離島や中山間地の移動手段、夜間や緊急時への対応等も見据えた動きが始まっています。壱岐や対馬、五島列島など、594の島々うち有人島は72、その県域は九州全土とほぼ同じとのこと。離島がいくつもあり、観光資源が広域に点在する観光県・長崎だからこそ、三菱重工等の航空産業の強みを活かし、定期航路の無い離島の空港を活用すれば実証実験も容易なわけですね。

先を越されたな〜、さすが長崎!!

あらゆる分野で技術革新が加速する中、自動運転も含めたモビリティの変化は注目です。課題も含めた地域固有の資源に、そんな技術革新を掛け合わせることで、産業を活性化させ、地域の生活を守ることもできる。地域の未来は、自らの力で切り開いていかなければならないことを長崎県の事例が教えてくれました。

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