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台風14号対策は万全に

明治以降最多の死者・行栄不明者数を記録した伊勢湾台風級ともいわれる、大型で猛烈な台風14号が接近しています。過去最高の勢力で、九州・熊本にとっては最悪のコースをたどっています。台風だけでなく大雨でも特別警報を発令する可能性があるとのこと。待望の3連休は連休どころではなく、最大限の注意が必要なようです。

九州・熊本は過去何度も台風の被害を受けてきていますが、中でも1999(平成11)年9月23日から24日にかけて猛威を振るった台風第18号は、天草市牛深町で観測史上最高の最大瞬間風速66.2m/sを記録しています。ちょうど大潮で満潮時刻に近い頃に熊本県南西部に接近したことから、不知火海沿岸を中心に高潮による被害が発生。特に不知火町松合地区では死者12名の大惨事となりました。この台風第18号は、県内各地で死者16名、負傷者315名の人的被害をはじめ、多数の住家に被害を及ぼしています。今回の台風14号は、それよりも強い勢力を維持し、コースも似ているだけに、最大限の注意が必要なことは言うまでもありません。

遅いスピードでじりじりと接近してきています。我が家の周りは、少し風が吹いてきましたが、まだ嵐の前の静けさの様相。午前中は用事があって事務所に出ましたが、台風準備なのか、ホームセンターやスーパーの駐車場は車で溢れていました。近くのスーパーに立ち寄ると、既に食べ物や飲料水は品薄状態になっていました。

台風の場合には、地震等の他の自然災害とは異なり、ある程度、予測可能です。また今回は、台風そのものだけでなく、線状降水帯を伴う大雨も予想されています。空振りを恐れることなく、早め早めの避難行動と、十分過ぎるくらいの対策を心がけておきたいものです。

皆さん、くれぐれもお気をつけください。

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