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「セーラ服最強」[15]


セーラ服と機関銃 
 どこにでもいるフツウの女子高生・星泉が機関銃をぶっ放す。ひょんなことからヤクザの組長になるという奇抜な設定に加え、そんな彼女が“悪”を倒していく爽快感あふれるストーリーで、赤川次郎による同名の大ヒット小説を原作とし、薬師丸ひろ子主演で

相米慎二監督

1981年に映画化され、社会現象を巻き起こした「セーラー服と機関銃」。ぶっ放した後、「かいかん」がよかった。この後世に語り継がれる名作を2006年に長澤まさみ主演でドラマ版としてリメイク。長澤はこの作品が連続ドラマ初主演となる。
長澤版「セーラー服と機関銃」は、舞台を2006年の東京・浅草に設定。“義理と人情と愛”を全体のテーマとしている。前半はコメディの要素を含みつつ、ドジで生真面目な泉が目高組組長として成長する過程を、後半はシリアスな要素を強調して目高組と敵対勢力との抗争を描いていく。
事故で突然、父・貴志(橋爪淳)を亡くした女子高生・星泉(長澤まさみ)の前に、浅草の弱小ヤクザ目高組の若頭・佐久間(堤真一)が組員たちを引き連れて現れた。佐久間は、先代組長を亡くして解散寸前の目高組の存続のため、唯一の血縁者である泉に「組長」を襲名してもらえないかと頼み込む。寝耳に水の話に初めは拒み続ける泉だが、結局は目高組八代目組長を襲名してしまう…。そんな折、泉は警察から父の死は他殺の可能性もあると伝えられる…。また、葬儀に父の遺影をじっと見つめる謎の女・真由美(小泉今日子)の姿が…。更には、麻薬に手を出す悪道ヤクザ・浜口組と目高組との対立が激化。そして、表向きは麻薬撲滅を掲げる大物政治家・三大寺(緒形拳)までもが現れ、事態は一筋縄ではいかない展開となっていく…。
さらにセーラ服は、東京女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)で1909年に使用例が確認されており、セーラー服も現存しており

初期のセーラ服

西洋の海軍制服をモデルにして、

セーラ服と機関銃(イギリス海軍)

 明治23年(1890年)に制服として採用されました。セーラー服の発祥はイギリスで、もともとは海軍水兵の軍服であったことは有名です。実は日本でも、もともとは男子の制服として着用されていたらし。女子生徒の服としても、当初は「袴」に代わる「運動服」として用いられていました。 2021年で、セーラー服は制服として採用されて、百年を迎えています。約100年後の1985年7月5日に発表。デビューシングル「セーラー服を脱がさないで」がヒット。学校のリーダーズは、セーラ服で世界席巻。アニメのお仕置き戦士セーラームーンも大活躍。
日本のセーラ服は時代を超えて最強で戦う戦闘服なんですね。

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