見出し画像

重力はスケール効果のフラックス

流束(りゅうそく、英: flux)とは、流れの場、あるいはベクトル場の強さを表す量である。 英語のままフラックスとも呼ばれる。 様々なベクトル場に対応した流束が用いられる。流束は流体の理論からの類推であるが、何らかの実体が流れているとは限らない。 なお、単位面積あたりの流束である流束密度(flux density)を指して単に流束と呼ばれることも多い。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E6%9D%9F

 前の記事でニュートン力学に潜むxxを説明したのだけど、そもそもニュートン力学の前にケプラーの法則自体がその2乗3乗則であるので、もっと中高生でも分かるようにシンプルに考えてみたい。

アイザック・ニュートンは、自分が発見した運動の法則と、このケプラーの法則などを元に万有引力の法則を導き出した。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

 このケプラー則から、遠心力と万有引力の関係は、

 ここで問題になるのが時間の遅れの取り扱い方で、重量質量と慣性質量の等価原理を当て嵌めるのが正しいのか?と言う問題である。上記ひゃまの記事では、光の運動量の等価原理を用いて100年で43秒角の誤差の説明をしているが、一般的には一般相対論を用いて、アインシュタインの等価原理(自由落下する物体の種類によらないという弱い等価原理とは別)にてシュバルトシルツ計量や測地線方程式で説明している。 これが正しいのかは? 以下の記事でニュートン力学で得た公式に付加項を付けてごまかして計算してるのねっていうのは説明した。

 ましてや、万有引力の法則の成りたちはケプラーの法則の2乗3乗則にあるのだから、ニュートン力学における重力質量は万有引力定数を係数にして体積に比例し、力の比例定数である慣性質量(ma=F)は全く未定義などではなく面積力に比例する係数であると言うのが正しく、

この慣性モーメントは,構造力学でいう断面二次モーメント (geometrical moment of inertia) に相当する.断面二次モーメントの場合は,ある断面において質量を面積で表したものにすぎない.http://www.infra.kochi-tech.ac.jp/takagi/Geomatics/3Kepler.pdf

 水星の近日点移動の誤差は、重力と慣性力がつりあっているが観測者からみた時間の遅れスケール効果により運動する惑星の慣性質量と重力質量が等価でない(アインシュタインの等価原理では、階層構造の時間の遅れを光速度不変と同じようにお互い様に両方を体積力として取り扱っているのが間違い)ので起きていると言うのが正しい。

そのため、力の定義としては、プランクが指摘したようにニュートンの最初の定義“運動量の時間的変化が力に比例する”に返るべきです。そして、“運動量は慣性質量と速度の積である”とすれば、慣性質量がその運動方向によって異なる非対称的な不条理も無くなる。この形が相対論的に適切な形でしょう。 このように考えれば別稿「アインシュタインの特殊相対性理論(1905年)」3.(5)[補足説明4]で説明した様にγmが“慣性質量”であると考えねばならない。
http://fnorio.com/0162relativistic_dynamics/relativistic_dynamics.html

 別にケプラー則も絶対静止座標系を前提(ガリレイ変換もニュートン力学もマクスウェルの方程式も無関係)にしてない。したがって時間の遅れによって局所ごとにスケール不変性が成り立つ(相対性原理)と共に系間ではスケール効果により重力が発生する(宇宙時間の減速→スケール変化→2乗3乗則→重力)と考えると、質量を等価にするのではなく生物学や工学がスケール効果を取り入れているように物理学においても、2乗3乗則を(階層構造)スケール不変性より先に考えるべきであって、

また一般に、スケールの異なる物体や系(システム)を比較する際には、無次元量の整合も求められる場合がある。https://ja.wikipedia.org/wiki/2%E4%B9%973%E4%B9%97%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

 時間が変化するなら、階層間のガウスの発散定理も見直さなければならないということです。 一般相対論にとっても、アインシュタインの等価原理は第二原理であろうが、水星の近日点移動の誤差の付加項を付けて対応せざる得ないように、初期値設定問題を抱えており、所詮、テンソルだけで物理をやるのは無理である。

一般相対性理論成立の歴史上、等価原理 (equivalence principle) はスタートポイントとして考えられたが、数学的に重要であるのは、一般相対性原理(一般共変性の仮定と局所座標系における特殊相対性理論の成立仮定)である。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96

 階層ごとにスケール不変性なりたつからといって、階層間に働く力の関係において質量を等価にしてローレンツ不変が先にくるべきではない。

 つまり物理学における階層性問題は、階層間のスケール効果を無視して、

故に元の(余剰次元を含めた)プランク質量は実際には小さく、従って重力は実は強いという事になる。ただしこれが上手く働くのは、余剰次元の数とそれらの大きさが適切であった時だけである。物理的には、重力が弱いのは余剰次元へとフラックスが逃げてしまっているからである、といえる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%8E%E5%B1%A4%E6%80%A7%E5%95%8F%E9%A1%8C

 余剰次元にフラックスが逃げているので重力が弱いというのは逆で、スケール効果のフラックスが空間に発散しているのが重力であるので、ローレンツ不変則から階層ごとにある物理法則と言う考え方が間違っている。

 簡単に説明するつもりがまた難しくなりました。 もう少し整理してまた、書き直します、「分かり難いよ」って意見など、コメントください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?