特殊相対論における2台の宇宙船のパラドックス
「特殊相対論における2台の宇宙船のパラドックス」の結論は、「S 系から観測した宇宙船自身の長 さはこの加速によって最終的には正しくローレンツ 収縮をすることになるだろう。しかしながら,その 間隔は常に変わらないのである」ということなのだが、まあ良いパラドックス問題だとおもうが、実際に収縮するとなれば、問題がある。
これは、上図のような特殊相対論がいう見掛けのお互い様の進行方向の時空の収縮ではないので、ローレンツ変換の対称性にならない。非対称な階層構造ではスケールが違うと当然スケール効果が現れるからである。
だから本当にスケールが変化するならローレンツ変換は誤りで、特殊相対論でいうと相対論的質量(収縮による慣性質量の増加)によるスケール変換が正しく、
エネルギーの増減のための重力質量(m₉)と、スケール変化による慣性質量(mi)を区別する光の運動量の等価原理により、
mi = m₉ / √(1 ± β²) = m₉ c / √(c² ± v²) = m₉ c / w = γ m₉.
階層構造の系間はガリレオの2乗3乗則でスケール変換しないとダメですよね?
このパラドックスがローレンツ対称性で説明できるという猛者はコメントお願いします。
とありますが、全く的外れで、エネルギーの増減のよる重力質量の変化と、 スケール変化による慣性質量の変化は、別物で有りますよね?
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