【社内ブログ】津久井やまゆり園の事件から6年
おはようございます。
ニュース等でも取り上げられていますが、津久井やまゆり園の事件から今日で6年です。
元職員による事件は、6年経った今も痛ましい記憶のままとなっていて、福祉業界に様々なことを投げかけられた事件でもあったように思います。
今朝のNHKでもやまゆり園のことを特集していて、事件前から働く主任職員さんのインタビューがとても印象的でした。
事件当時は、入所施設を否定され、元職員の犯行ということで犯行の動機に至った経緯は施設側にあると言った批判的意見が多く、「自分は何のために働いてきたのか…」と、何度も辞めようと思ったとおっしゃってました。
去年は、事件から5年ということで、この業界でずっとご飯食べさせてもらってきたのもあって、この事件はどうしても自分の中で整理つかなくて、まとまりないけど個人ブログでも調べた範囲のことに自分の意見を加えて書いてみました。
入所施設は「最後の砦」というか、強度行動障害などの手厚いサポート必要な重度障がいのある人への支援は、入所施設だけの問題ではなく、地域生活支援がまだまだ未整備な制度や資源の問題なのかもしれないです。
今朝のNHKでは、利用者の方が自分の意思を表出して、ご飯にかけるふりかけは何にするかとか、何のおかずから食べるとか、買い物では何を買うかなど、利用者の方の意思を大切にした自己選択と自己決定の支援をされる映像が流れていて、利用者の方の楽しそうな笑顔が印象的でした。
障がいのある人の地域生活支援はまだまだ道半ばです。
法人理念にある「地域に生きる」とは何かを、今回の事件通して気付かされることも多く、事件のことは決して忘れないようにしたいです。
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それでは、本日もよろしくお願いいたします。
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