ブロック構築戦考察ver.1

10月よりテイマーバトルEXにおいてブロック構築レギュレーションが適応されます。
今回は制限なし構築との違いを中心にまとめていきたいと思います。
より具体的にいいますと、ブロック制限がない環境では上位にいたデッキタイプ、よく使われていたカードに関して、どれが使えなくなっているのか、出力が落ちているのか、を列挙していきます。
また、それを踏まえた上でのデッキ相性と来る新弾で拡張されうるデッキをまとめます。

この記事の意義はそれぞれのプレイヤーがブロック構築に臨む上でおこなうであろう環境の整理と俯瞰を代行することにあります。




ブロック構築で使えるカード


ブロック構築で使用可能なカードはBT10クロスエンカウンターからEX05アニマルコロシアムまでのカード
それに加えて、大会の参加賞で再録されたカード。
なぜか魔弾杯の優勝者とランダム賞のEX02ベルゼブモン。
STだと12のジエスモンから最新のウォーグレイモン、メタルガルルモンのデッキが使えます。
ブロックアイコンが02か03のカードのみ使用可能ということですね。
注意すべきは02、03ブロックで再録されているがブロックアイコンがない、01であるカードは使えないことです。
デッキ内のカードは全て02、03で統一しないといけないということになります。
参照
https://digimoncard.com/event/tamer_battle_ex/

使えなくなるカード メタカード編


先ほどは大雑把にブロックアイコンだけの話をしました。
ここではブロック制限から外れてしまうカードについて列挙します。
・汎用カード
デクスモン
・メモリーメタ
ガジモン
・効果登場メタ
ピロモン
ポームモン
紅炎
・その他
金剛

モドキベタモンやサイケモンなどは大会参加賞で、シャコモン、チューモン、テリアモンはライジングウィンドで再録されています。
このなかで注目すべきは紅炎とデクスモンがいないことかと思います。
アヌビモン、植物、Dブリは立ち位置はともかく少し戦いやすくなっているでしょう。
それ以外でもテイマーを並べるデッキは不意のデクスモンをケアしなくていいというのはプレイを簡単にしてくれる要因になりそうです。


使えなくなるカード コンセプト編


デッキコンセプトが崩壊するレベルで使えなくなるカードたちを挙げます。
基本的には
・初期のハイブリッド
・X抗体とその関連カード
・ブラックウォーグレイモン関連
ハイブリッドの雄といえばの赤、青、黄が使えないのは間違いなく環境に影響を与えることでしょう。
ハイブリッド系のデッキがいない=ゲーム全体のスピードが落ちる
という認識でもいいかと思います。
なおシャイン…

X抗体パッケージとブラックウォーグレイモンに関しては重複するところが多いです。
まずはクールボーイが使えないこと、ブラックウォーグレイモンはコンセプトのブラックウォーグレイモンとガイオウモンが使えないことです。
ただし、X抗体はベルゼブモンのアドバンスデッキで再録されているため使用可能です。

先ほど挙げた例以外に、環境下で結果を出しているデッキで大幅なパワーダウンを強いられるデッキがあります。

  1. ミラージュガオガモン

  2. ルガモン

ミラガについては3cトーマが使えないこと、ルガについてはアナログの少年と黄色紫のブラックテイルモン、キメラモンが使えないことがかなり痛手になります。
ルガモンに関しては新弾の強化もありますが、まず間違いなくブロック制限なしほどの出力は出ないと思っていいです。

ブロック構築で使えるデッキ

ブロック制限なし環境から引き続き使用可能なものとして

  • シャイン

  • ルインコン

  • ベルゼブモン(EX2の入手難易度は高い)

  • Dブリ

  • ロイヤルナイツ

などがあります。
最近だとアヌビモンもありますね。
特徴としてはルインモードをうまく使えるデッキが多いです。
あとは、クロスハート、ハンター、ブルーフレアとクロスウォーズ勢が続きます。
なお、植物もアルゴモン完全体以外は使用可能です。


このほか台頭しうるデッキとして、リミテッドパックで強化されたゴーストゲーム勢があります。
個人的にはジェリーモンが攻守ともにバランスが取れていて悪くないかなとは思ってます。
ガンマモンは単純に自力が高いのと、BT9のメタルグレイモン、ガイオウモンがいないと退化を得意とするデッキが減ったことも追い風です。
アンゴラモンはまだ研究できてないのですが、有識者の方はもしかしたら選択肢に入れているかもしれません。
ここで注意点があります。
ゴーストゲームの4cテイマーのうち、ルリ以外はブロックアイコンが01です。
リミテッドパック版も01です!

ブロック構築の環境


ゲーム速度の面で、ハイブリッド系がいないことにより少しだけ遅くなります。
ただ依然としてシャインの上振れは残ります。
次点でDブリのアグロやブルーフレアのメタルグレイモン、ハンター、クロスハートと続きます。

適度にセキュリティを刻みつつ、ウェヌス、ルインでロックをかけてテンポを支配するというのがよくあるゲーム展開になりそうです。

またギミック面で、ファンロンモン、ルガモンなどトラッシュを積極的に利用するデッキは構築が難しくなりそうです。

新弾で強化を受けるデッキ
・植物
ロゼXはかなりやってる寄り
・ブルーフレア
Wテイマーと至高のコネクションのパッケージ
・アヌビモン(X抗体が入る紫のデッキ)
リヴァイアモンXは超汎用カードとされるでしょう。

まとめと特殊レギュへの向き合い方


今回の特殊レギュに向き合うに当たって筆者がまず考えたことはこれまでに記した通りです。
・全体のプールの把握
・デッキタイプの把握とブロック制限なし環境との違いの比較
・メタカードの把握
・台頭しうるデッキタイプの模索
・それらを記録すること

特に最後の項目についてはかなり重要だと思いました。
フワッとこんな感じだろう、とゲーム展開やデッキタイプの流行りや相性をイメージできているのとでは雲泥の差があると思ってます。

短いものでしたが、みなさんのテイマーバトルEXのお役に立てれば幸いです。
それではまた

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