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「暗黒竜と光の剣」プレイ雑記・第5回:22~25章

はじめに

・『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』に関するネタバレを含みます。
・使用画像は私がプレイした際のキャプチャです。
・私がいつも書く「ゲーム音楽に突出した記事」でなく「単なるプレイ雑記」です。

 とうとう最終回となったこのプレイ雑記シリーズ。物語が山場を迎える中、敵もどんどん戦力を増してくる…

第22章

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 いきなりだが、この章は本当に面白かった。

 話の展開としては前章の終了時会話で「オーブ持ってこい」とガトーおじいちゃんが言っていたことを思い出しつつ村を目指し、ついでにマケドニアの制圧をしに行くマップ。

 だが、それを阻むように多くの敵兵が襲いかかってくる。しかも、兵種がペガサスやドラゴンなどの機動力に優れた騎兵ばかりで、可能な限りの兵が総突撃してくる。とにかく捌ききるのが難しく、低耐久ユニットを守るのが大変である。

 そんなマップを攻略する上で選べる基本的なルートは2つ。1つは目的の村を目指す東の細道ルートだが、こちらは戦場で敵が有利に陣取れるために戦いづらい。

 もう1つはいろいろなお店がある西のルート。こちらは比較的開けているが大回りな上に目的の村から遠ざかってしまう。加えて、村には盗賊がすごい勢いで侵略するので止めないと詰みかねない。

 挙げ句、敵が用意した砦にいる兵が尽きた後半にはじわじわと継続して増援が現れる仕様となっていて、余裕のできるタイミングがない。

 本当に判断が難しかったが、村の保護を優先して初めに「東ルート」を選択する。だが、その選択をした1回目はペガサスの範囲にレナが入ってしまい、連続攻撃にてリセット。

 続けて東ルートに挑んだものの、2回目はハーディンが1ターンに4人からの攻撃を食らってリセットすることとなった。優秀な兵でも無茶をさせればこうなると教えられたようであった。

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 ここで「東ルート」は余りに乱戦になって戦いづらいので「西ルート」を使うことを模索する。そして、全軍を西に向かわせることで敵を戦いやすい地形へ誘導することに成功した。加えて敵の足並みがだいぶズレたために一度に押し寄せる敵の数を絞れたのもよかった。

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 肝心のガトーの待つ村から遠ざかってしまった自軍だが、ここでワープのつえを切りマルスを一瞬で派遣。オーブ2種とスターライトをの交換に成功した。まっすぐ徒歩で向かうリスクを避けられるため、かなり楽できて満足。

 攻略の手順をここまで垂れ流してきたが、結局何が楽しいマップだったかと言えば「自分の戦術が明確に勝利に繋がった感覚」である。場当たり的な対処ではなく、最初から組んだ策略がはまって有利に戦局を進める感覚はやはり素晴らしい。

 あと、城に陣取らず1人の武人としてミシェイルが出撃してくるが、ミネルバによる撃破とかいうドラマチックなものを用意する余裕が残念ながらなかったため、適当な弓兵に射抜かれて倒した。ごめんな。

第23章

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 対抗策スターライトを得たため、ついにガーネフとの決戦となるマップ。幻術で複製を量産するというザ・悪の幹部っぽいことをやってくれるが、本体はどう見てもマフー持ってる奴である。

 ただ、前章と異なってマップが一本道過ぎるので攻略をひねる余地がないのが残念。ガーネフ含めた司祭連中の素早さが高く、対峙するユニットを選ぶ必要があるくらいでしか工夫どころがない。

 対抗策のスターライトを5回ほどぶつけてようやくガーネフ撃破。ギミックボスはストーリー的にはアツいが、ゲーム的につまらなくなってしまうという例そのものであった。

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 それでもクリア時にファルシオンをゲットしたり、マルスの姉エリスを取り戻したりと章としての見どころは多かった。そして長い旅の終わりも感じはじめて、少し寂しさも覚えた。

第24章

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 章タイトル通りマムクートが多く、加えて魔法攻撃の一切を封じる「魔竜石」のせいで精鋭揃いの魔法ユニットが活躍しづらい。

 マップ自体は山を越えれば敵の城へすぐ行けるの変なものだが、待ち伏せが完備されている。そのため、進軍には遠回りだが平坦なルートの方を選択。すると待ち伏せ部隊が中途半端に山から進攻しようとしたせいで分断され、かなり攻略が楽になった。

 一方で、この章の要所「ユニットを蘇生できる玉座」があったのだが、ロスト阻止のためにリセをしまくってるので利用することはなかった。どちらかというとその玉座の裏にある宝箱に全力を尽くしたのだが、残念ながらデビルソードと期待外れなものが入っていた。

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 無事マップ攻略後のメディウスさんの台詞がこちら。すっごく小物に聞こえるが、こんなラスボスで大丈夫だろうか…

第25章

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 メディウスと対立する最終マップ。ここにきて、いままで間接的なサポートしかしなかった司祭ガトーが超スペックをひっさげ加入。この展開は流石に驚かされた。

 そして、なにより問題なのは「4部隊に分割されてスタートする鬼畜配置」である。確かに優秀なユニットを選りすぐって連れてきたとはいえ正気とは思えないギミックである。

 それに加えて、時間経過で各所に扉が発生して移動が済んでいないユニットの分断にかかる要素もある。点在する階段からもそこそこの頻度で増援が出るので早めに制圧したい。

 とにかく要素てんこ盛りなマップであるが、必要なのはただ一つ。メディウスの討伐である。

 まず攻略開始してすぐに行ったのは分断されたユニットの合流だが、それまで各部隊で耐えきらなくてはいけない。そこで、苦渋の決断としてシーダに壁を頼む部隊が出てしまった。

 しかし、持っていたサンダーソードの定数7ダメと上級職ドラゴンナイトの耐久、さらにはレベルアップで守備上昇を引く神成長が相まって無事味方を守り抜く。王子も大概だったが王女までストロングである。

 また、最終マップゆえに消費を気にせずいろいろなユニットで神器を持ち出し振りまわす。カインのグラディウス無双はすごかったが、パルティアは自力が足りずに火力不足な印象であった。

 一方で、魔竜石のマムクートが多くリンダとマリクに出番がない。加えてハーディンの攻撃の伸びが足りなかったことが響き、一部マムクートが突破できない事態にもなった。

 そしてある程度ユニットが歩を進めた後に、増援を読みで徹底的に階段を封鎖。メディウス付近の階段は温存していた2本目のワープの杖で直接封鎖してやった。一連の行動によって受ける味方のダメージはレナとガトーによるWリザーブ体制で回復しやり過ごす。

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 そして総力戦の末にマルスをメディウスのもとへ導く。ファルシオンの特攻により一発12ダメージを与え、計4回の斬撃によってその首を打ち取った。

まとめ

 22章がかなり「戦略ゲーム」として楽しめたマップだった一方で、ほかのマップは終盤ゆえにギミックボスが多く、戦略面では少し惜しかった気もする。

 ただ、RPGとしての盛り上がりは良かったため、とても満足できた。あまりにものめりこんでいたのでキャプチャが少なかったのは反省点である。

 個人的には最終章にちゃんと固有BGMがあったことも良かった。自フェイズ、敵フェイズ、メディウスとの戦闘曲の3つもあるのは感動すら覚えた。

おわりに

 5回にわたってお送りした「プレイ雑記」いかがだっただろうか。自分の思い出を書き留めるために綴ったという面が強い記事だが、少しでも楽しんでいただけたら幸いである。

 また、機会があれば別の記事でお会いしよう。

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