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重い腰を上げて8インチタブを新調した

 この記事は以前からタブレット端末を愛用していた人間が、「iPlay 50 Mini Pro」を購入して約1か月使用してみた感想などをまとめたものである。



タブレットについて自分語り

なぜ「8インチタブレット」か

 一般的なゲーマーが「これは通話用の機器なんですよ~」という建前を得られる最強のゲーム機がスマホであるわけだが(要出典)、私が出先で愛用しているのはスマホではなくタブレット端末である。

 理由はド直球で画面が大きいからだ。ゲームを遊ぶ目的ならスマホは小さすぎる。しかし、画面は大きすぎると持ち運びに向かなくなる難点がある。その絶妙な2問題を解決してくれると判断したサイズが「8インチ」だった。

使用タブレット変遷

 タブレットの使用を始めた時の機種がLenovoの「Yoga Tab 3 8」本体の一端が丸いデザインが特徴的で、ここにスピーカーとカメラが付いて機能的でありつつ、持つときにも便利だった。また、金属で板状のスタンドが付いているため自立が可能なところも気に入っていた。

 ただし、まあまあの重量感によって持ち運びに難があった覚えはある。また、何年も使用していたために電源起動ボタンの反応が悪くなってしまったので買い替えを行った。

 そして2代目タブレットとして使用していたのがHUAWEIの「MediaPad M5 lite 8」前と違って薄く重量も軽いことがポイント。初代の問題点を意識した買い替えは成功だった。

買い替えのきっかけ

 初代タブを購入した当初、私の使用における主目的は出先でのブラウジングだった。そのため、CPUなどのスペックを求めてはいなかった。後に『ファイアーエムブレム ヒーローズ』という作品を遊ぶようにはなったが、動作に要求される性能は高くなかったため、2代目タブレットでもスペックは気にしなかった。

 しかし、ある日友人に誘われて始めた『ポケモンGO』が非常に重かった。プレイ中の動作がカクつく、3Dモデルの表示に異常が出る、ゲームが落ちるなどの問題が時々起こる程度にはスペックが足りていなかったのだ。

 ただ、一応動作自体は可能だったので「2代目タブに不調が出たら買い換えよう」と考えていた。基本的な機能が損なわれていないなら、多少の不便は呑み込めると思っていたからだ。

 そんな生活が大体2年ほど過ぎた今年の夏ごろ、容量の問題に突き当たってしまったのを機に買い替えを決意したのだった。

新タブレット「iPlay 50 Mini Pro」

購入までの話

 買い替えを決意したのでとりあえず要望をまとめると、タブレットのサイズが8インチ、かつOSは使い慣れているAndroidであることが望ましい。しかし、国内市場に8インチの需要がないのか驚くほど選択肢が少ない。

 調べてすぐ出てきたのが「Headwolf FPad3」とか「iPlay 50 Mini」とかだが、どちらかと言うと安いからスペックも抑えめという感じの機種が多く、今回の希望に沿ったものではないように感じた。

 情報を集めるうちに「iPlay 50 Mini Pro」という新機種の発売の噂を耳にしたので、とりあえず続報を待って待機することに。秋ごろにようやくAmazonでの販売が行われていることを確認。在庫が何回にも分けて出荷される中、何とか注文に成功して10月初頭にタブレットが届いたのだった。

触ってみて良かった点

・期待通りのスペック
 8GBメモリに仮想メモリで+8GBが使えるのでゲーム動作サクサクになった。買い替えの要因の1つだった『ポケモンGO』の動作も安定している。これだけでかなり満足。

・発熱しづらい本体
 2代目タブはゲームを動作しているとすぐホカホカになってしまったが、今回はスペックもあってか発熱がほとんど起こらない。無理して薄型にしていないことも関係しているのだろうか?

・たっぷりの容量
 2代目タブの「MediaPad M5 lite 8」が32GB、モデルチェンジ前の「iPlay 50 Mini」が64GBだったのに対して、本機は256GBと大容量。アプリケーションを入れ放題でとても便利。

・GPSの拾いがよくなった?
 『ポケモンGO』をやっているときに建物の中でも多少動作してくれるようになった。スペックが上がった恩恵であって、GPSの話はたぶん気のせい。

気になる人もいるかなって点

・スピーカーの性能
 本体のスピーカーはシングルで音質もよくはない。ただ、タブレットで本気の音楽が聴きたいって人はいないだろうし、ヘッドホンを使う私にとっては気にならない。

・真上の充電口
 USB Type-Cコネクタでの充電となるが、本体の真上にあるため、雨とかには気を付けなくてはならない。そんな日にタブ持って外出するなと言われればそう。

・デフォで付いているフィルム
 開封時についている画面保護シートの下によく見ると保護フィルムが存在している。しばらくこれを使ってみたが、爪でついた傷跡とかが目立って残るので質は良くないらしい。時計買ったときについてくる電池みたいなものに期待してはいけないということだろう。素直に別途購入すべき。

・Widevine L3
 私にとっては「Widevineってなんぞや」から始まる部分だったが、要するにこれがL1だと映像系のサブスクで高画質な動画が楽しめるらしい。ゲームとブラウジングが主目的の私にはまるで関係がないが、人によってはマイナスポイントなのだろう。

おわりに

 「壊れてはないから買い替えはいいかな」と何かと買い控えをしてしまう性分の私だったが、今回購入したタブレットは明らかに私の生活を豊かにしてくれた。長く物を使い続けることも大切な観点ではあるが、明らかに物を変えれば解決する不満を持ち続ける意味もあまりない。

 そういう意味で今回の買い替えは私の心に大きな変化をもたらしたと思う。今度は安さで選んだSIMの契約でも見直してみようか、とも考え始めている。こうやって日々を少しづつ便利にアップデートしていくのもまた楽しいものだなぁと思うのだった。

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