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Powan&Thistleの“おもちゃ箱”

自然体のふたりから生まれる化学反応の不思議

なんとも癒される表情のカントリードールを作るPowanさん、独特なフォルムとナチュラル素材の洋服を手がけるThistleさんがコラボする“おもちゃ箱”は、2013年から毎年秋に行われている人気の展示です。
まったく違うバックグラウンドを持つ二人が、出会ったことは奇跡のようですし、互いに刺激を受け新境地を切り開き続けていることは、予想のできない化学反応を見ているようで毎回ワクワクします。

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しばらく充電中だったPowanさんは、昨年“ジャンクジャーナル”という新ジャンルの作品を発表。Thistleさんもまた、“カボチャパンツ”や“チュニック”が「すてきにハンドメイド」誌に取り上げられたり、故郷の宇和島にshop&atelierをopenしたりと絶賛進化中です。


“PowanとThistleのおもちゃ箱2019”は北欧のクリスマス!

おもちゃ箱2019

地球温暖化の影響か、日本の四季が二季になってしまいそうな異常気象がつづき、一人ひとりが対策を考えなくてはという思いを強くする今日この頃です。とはいえ、今年も温かいココアや窓辺の陽だまりが恋しい季節がやってきます。私自身が2月生まれのせいか、日差しが眩しい夏の〝発散〟や〝放出〟の衝動よりも、秋から冬のやわらかな光線から湧きあがる〝内省〟や〝蓄え〟の気分が好きです。そんな季節には、愛らしく、ほんわか優しい小物や洋服をながめるのが、癒しのひとときになりますね。今年の“おもちゃ箱展”は、長い冬を知恵と工夫で楽しむ北欧の人たちの暮らしに思いを馳せて、クリスマスオーナメントもご用意しています。

【PowanとThistleのおもちゃ箱2019】

日時:2019年11月4日(月)〜11月10日(日)11:00〜17:00

会場:セ木口画室(中野区沼袋2−24−9)


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Thistleさんは綿や麻、ウールなどのナチュラル素材にオリジナルモチーフの刺繍やレース編みがプラスされたバックや小物、洋服、アクセサリーを作っています。いずれも独特なスモーキーカラーで統一されていて、フリーハンドのパターンから生まれた柔らかなフォルムの洋服や小物は、しっくりと手や体になじみます。

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powanさんのジャンクジャーナルや人形、布小物には、それぞれに物語をもつこだわりヴィンテージファブリックやボタンが使われています。中でもアメリカの大恐慌時代に生まれたフィードサック(販促を兼ねてプリントされた飼料袋の布を 主婦たちが家族の洋服などに仕立て直し再活用した)には、暮らしの知恵や工夫がいっぱい詰まっていて、生活者の心意気を感じます。とっておきの古いものたちにPowanさんが新しい命を吹き込み、愛着もひとしおな一品になっています。





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