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学問に近道なし

こんにちは。藤井です。

先日、自分の仕事のクオリティを上げるために
よりマーケティングを体系的に理解しようという流れになり
元P&Gでブランドマネージャーをされていた
石井さんのnoteを読みました。

正直タスクを振ってもらった時は
「noteでマーケティングが理解できるの?」
と疑問に思っていた自分もいたのですが(すいません)

蓋を開けてみたら納得。

そこら辺のビジネス書より何倍も分かりやすく
かつ、内容もお金を取っていいんじゃないかと思うくらい
有益なモノになっていました。

ぜひまだご覧になってない方はご覧ください。

はじめに

このnoteに出会えてよかったと感じたことは、
「マーケティング」というものの全体像を
おぼろげながらにではありますが把握することができたことです。

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冗談はさておき、

これまでの僕なら、
「マーケティングとはなんですか?」と聞かれたら、

おそらくマーケティングの「手段」の部分を挙げていたと思います。

手段が具体的に何かというと、
SNSマーケティングであったり、
広告運用プロモーションなどなど、沢山ありますね。

もちろんこれらもマーケティングの
重要な一部分であることには間違いないのですが、

それよりも何を誰のために作ってどんな戦略で売るのか
という「全体」を理解する方が大切であることを
このnoteに気づかされました。

それで言うとSNSマーケや広告などは
「一部」であって「全部」ではありません。
(B's?)

その「全部」と言いますか、
「包括的な」マーケティングの全体像
このnoteでは学ぶことができたように思います。

そのアウトプットをするべく
今キーボードを叩いている訳ですが

内容がパンパンなので全部に言及していると
論文が書けてしまいます。(マジ)

なので、数ある有益な内容の中でも僕が、
「このnoteを読んで大きく認識が変わったな」と感じた
マーケティングの基礎的な思考の部分をアウトプットしたいと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

世の優れたブランドは顧客の○○○を解決している

日々を過ごす中で私たちは
沢山の物を消費したりサービスを受けたりしていますが、
そのほとんどに対して、対価としてお金を支払っていますよね。

このnoteでは、顧客は何を判断基準に、
そのブランドにお金を払っているのか、について
問題提起されています。

そして、その答えとして、
顧客のJob(解決するべき仕事)を解決していること
とあります。

Jobとは、イノベーションのジレンマの著者として有名なクリステンセンが、ジョブ理論という著書の中で提言したコンセプトです。顧客がホームセンターで求めているのはドリルではなく、実際には家の壁に空いた8mmの丸い穴でしかありません。サラリーマンが昼に吉野家の牛丼を食べるのは、短い休み時間で、かつ限られたお小遣いでも、がっつり空腹を満たしたいからです。このJobを満たしうる選択肢としては、例えば立ち食いソバや、コンビニ弁当、はたまたビッグサイズのカップラーメンなども入ってくるでしょう。


出典:【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書|石井健介


こんな具体例付きで解説をされています。

僕のnoteだけを読んでいる方は
イメージがしにくいと思うので、Jobについての
補足として僕自身の例も挙げておきます。

僕は服が好きで、よく買い物に行くのですが

あまり他の人と被りたくないので、
他の人が着ないような、あるいは似合わないような
変な服
を買うようにしています。
(イタい奴みたいなのであまり言いたくない)

そこで、僕がこの夏に購入したお気に入りの一枚がこれ。
(2021SSの商品なので公式SHOPに掲載がありませんでした)

僕は、他人と被らないというJobを解決できると踏んで、
このTシャツを見つけた瞬間購入したのでした。

結果は言うまでもありません。
この夏同じ服を着ている人間を街で見ることはありませんでした。
「いやいや全然見たよ」という方は僕のために黙っておいてくださいね。

この例を頭の中が思い浮かんだ時初めて気付きました。

僕は「これなら自分のJobを解決できるだろう!」と
踏んだものに関して、お金を投じていたのかと。


そしておそらくそれは皆さんも同じなはずです。

少し脱線はしましたが
この視点がマーケティングにおいて
非常に重要なのだなと感じました。

この視点、というのは

「自分のサービスは、誰のどんなJobを解決できるのかな」
「顧客のJobを解決するために、どんなサービスが必要だろう」

という視点です。

自社のサービスを良くするために
顧客にリサーチしたりすることは大前提必要だと思いますが、

自分が日常に利用したサービスについて、
なぜ利用したかを言語化する
習慣を持っておくことは
非常に大事だな、と思わされました。

そうすることで
常にユーザー側の視点を持ちながら
日々の業務ができるんじゃないか
と考えています。

それ以降(まだ読んで1週間)
買い物をするときは自分がなぜそのサービスに
ピンと来たのかを自分なりに考えるようにしています。


マーケティングとは?の答え


冒頭で挙げた
「マーケティングとはなんですか?」という
質問の答えについてですが

この石井さんのnoteでは
顧客のJobを発見し、解決に至るまでのプロセスを
「マーケティング」として定義
しています。

確かにそう説明されると、
SNSのマーケや広告、プロモーションなどは
二の次三の次
だと理解できます。

これらはあくまで、顧客に
「自分たちのサービスでJobが解決できますよ!」ということを
伝えるための手段でしかない
ことは明白です。

手段を軽視しているのではありません。
これらの手段の効果を最大化するためには
この考え方、視点が必要だということです。

そして、このnoteの中に無限にあった
有益な情報の中から僕がこの部分を選んで
アウトプットしているのもそれが理由
です。

この基本的な考え方のインストール無しに
その先の具体的な手法を上手く扱えるとは思いません。


石井さんも冒頭でこんな風におっしゃっています。

はじめに断っておきますが、奇抜な近道、みたいなものがあるわけでは決してありません。王道でシンプル、ゆえに普遍的であり、地道で大変なものなのです。


出典:【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書|石井健介

基本的な考え方から順番にコツコツと地道に
自分の物にしていきたいと思っています。

この石井さんのnoteは僕のバイブルになることが決定しました。

おわりに

このnoteの出会い、上述の考え方を
インストールできたのは非常に価値のある事だと思っています。
ありがとうございます。

マーケティングの全体像についてはなんとなく
イメージすることはできましたが
その他にも内容は盛りだくさんでした。

その他の内容も、理解度を上げていくために
繰り返しバイブルとして読みたいと思います。

かなり文字数も書いてしまったので
今日はこの辺りで終わりにしようと思います。
最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございました。

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