パキポディウム実生①
はじめに
今回は、タイトル通りパキポディウムを蒔いていこうと思う。
用意したのは、恵比寿笑い、恵比寿大黒、そしておまけでついてきた発芽率が激悪のグラキリスの3種類。
パキポディウムの実生は大変苦手で、カビが生えやすいのもあるが、何より種の鮮度で芽が出るか否かかなりが変わるところだ。
恵比寿笑い、グラキリスが約20粒、大黒が30粒あるので、大黒だけは二つに鉢を分けてみたいと思う。そして鉢を分けるので気になっていた『実生時に元肥を入れる影響』を試してみることにした。
実生方法
用意した物
・プラステラ90 4つ
・キャンドゥの小物整理BOXss 1つ
・キャンドゥの小物整理BOX L 1つ
・DAISOのミニタッパー(180ml) 3つ
・実生用の土(赤玉土+鹿沼土微粒混合) 適量
・赤玉土 小粒 適量
・日向土 小粒 適量
・恵比寿笑いの種 20粒
・グラキリスの種 20粒
・恵比寿大黒の種 34粒
・メネデール 3ml
・ダコニール 3滴
・マグァンプK 3粒
・水道水 300ml
・熱湯 適量
・ピンセット
・爪楊枝
・ミニスコップ
・ふるい
方法
①
3つのタッパーに水を100mlずつ注ぎ、ダコニール1滴、メネデール1mlを入れダコニールの白色が均一になるまでよく撹拌する。
②
①で作った溶液にそれぞれの種を入れ蓋を閉めて、6時間吸水させる。
③
プラステラ90の底に日向土を引き、赤玉土と日向土を1:1で混合して、ふるいにかけて微塵を抜いてから鉢の7割まで入れる。そのうち1つにマグァンプKを4粒入れる。
④
更に上から実生用の土をプラステラ90の上の線のところまで入れる。(図1を参照)
⑤
④の上から熱湯をかけ、殺菌消毒、微塵抜きしていく。
⑥
⑤の熱が冷めてから、②で吸水させていた種をピンセットと爪楊枝を使い、均等に並べていく。
恵比寿大黒15粒ずつに分け、片方はマグァンプ入りの鉢に並べる。
⑦
小物整理用BOX ssにマグァンプを入れた恵比寿大黒の鉢を、Lに他の鉢を並べる。
更に先程まで浸かっていた吸水用の溶液を流し込み腰水にする。
管理
室温
LEDライト下
ラップによる加湿なし
朝と晩に霧吹き
腰水が減ってきたらメネデール液を加える
解説と
今回は我が家でいつもやっている実生方法を紹介すると共に、実生時にマグァンプkを入れることによる影響を確かめるものである。
用度の構成は表土だけ根が張りやすいように実生用の微粒、少なくとも1年はしばらく管理するつもりのため、7割ほどは普段のパキポディウムの土の配合になっている。
種の並べ方は一応均一にした。
種は左右対称ではなく、片方が尖っている細長いひまわりの種のような形をしており、尖っている方を土に植えるといいと記載があったため、それも今回試してみている。途中からめんどくさくなって全部がそうなってないのは秘密である。
一時期はサボテンやアガベ 同様にラップをかけて加湿していたが、湿度が高いとすごい勢いでカビるためやめにした。
種の状態がわからなくあまり生き残らないことを見越してのプラステラ90に20粒だが、みんな育つのならば10粒ぐらいが適正だと思う。
seed stockのおまけの実生率の悪いグラキリスについては全く生えると思っていないため、
20粒以上あるがぎゅうぎゅうにして蒔いてみた。🐮
終わりに
はじめにのところでも話しているが、自分はパキポディウムの実生が得意ではないので、生えてきてくれるかわからないが、観察を続けて行きたいと思う。
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