【手先の器用さで繊細な独自の美の世界を広げ、羽ばたく人】 〜松村千代さん〜
手編みの世界からマクラメ編みの講師として、オンライン講座を開講し、インスタ投稿やyoutubeでの評価を得て、大手商業施設にイベント出店をし始めた千代さん。
可愛らしい中にもしっとりとした女性らしい落ち着いた印象を受けるのは、挑戦から得た確固たる自信と手編みに対する情熱の強さがあるからかもしれません。
元々手作りが好きで、ママ友同士で手作り市に出店したのがきっかけだったそう。
それに飽き足らず、本格的に手編みを学んでいる時、それほどの忍耐力を必要とせず、道具も必要としない、誰でも簡単に手で結ぶだけで見栄えのするマクラメ編みに出会います。
マクラメの歴史は古く日本は勿論、世界でも進化し、南米のミサンガもその一つですが、レース糸でのマクラメは、繊細な感じで見た目は凝っていながら短時間で出来るのが魅力だと言います。
天然石とも相性が良く、アクセサリーとして映えるのと、糸だけで雰囲気が変わるので人によって、雑貨やバックを作る選択肢が沢山あって今の時代に広めていける事に可能性を感じたそう。
小さい頃は漫画を真似して描くのが好きだったそうですが、子どもながらに限界も感じ、折り紙で色々な形を作る等、真似よりも自分の自由に創造できる方をより好きになったと言います。
織りなされた独自の世界は手作りの輝きが繰り広げられ、その美しさに魅了されます。
地味な印象の強い手編みを伝えたいと始めたマクラメをイベント出店まで実現させているのは、たおやかに変化させていける持ち前の美の感性と適応力と賢さ、そしてパワーだと感じます。
目をみはるほどの繊細さと美しさは細かい手作業での集中力や長時間の根気強さを感じながらもだからこその魅力を人々に訴えかけ、改めて習いたいという気持ちにさせるのでしょう。
人目を引く派手さはなく、シンプルにナチュラルに表現している作品は、そのまま人柄を表しているかのようで、控えめな事がかえって存在を際立たせ、キラッと光る存在感を感じさせます。
丁寧な繊細な美の追求は、清楚ながら、自己主張をする芯の強さ、年齢を超えた女性らしさを感じさせ、人はそれに魅せられるのだと感じます。
豊富な経験から自分流に気づいて、レース糸を中心に今後はシルクも使いたいと意欲的な千代さんは、きっと溢れる創造力で女性達が共感し、憧れるものを生み出していくに違いありません。
ゆくゆくは、編み物やハンドメイドが好きな人と集える、そんな場を作ってゆったりおしゃべりしたり作品を作ったりしていきたいんですと嬉しそうに語っているのが印象的でした。
千代さんに興味がある人はぜひ。https://peraichi.com/landing_pages/view/amiiroha
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