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保護猫預かり40日経過と里親募集中の美猫母子たち


飼育放棄で(殺処分前提で)保健所に持ち込まれた美酢(ミチョ)。

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1ヶ月限定(→1ヶ月半に延長)お預かり記録。

美酢を預かるに至るまでの経緯はこちら

その後のミチョさん

うちに来て以来便秘気味で血便も見られたミチョ。毎日保護主のネコリパブリック さんと連絡を取り合い、随時かかりつけのお医者さんに相談しながらお薬をもらったり、ウェット多めのフードにしたりしながら、少しずつ改善してきています。

ここ1週間は、朝昼夜と、お腹が空いたときだけかわいい声で(かなり大きなボリュームで)
にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぁああ!!
(ご飯ちょーだーい!!)と鳴いて、アピールするようになってきました。

ご飯を持って行った時だけは撫でさせてくれますが、あいかわらずケージの中以外は触らせてくれません。

ケージの中でも調子に乗ってスキンシップが過ぎると猫パンチや噛みつかれて洗礼を受ける時もありますが、きた当初よりは手加減してるのがわかるので、ちょっとは受け入れてもらってるのかな?という感じです。

最近はベッドの下である程度の距離を保った状態なら、猫じゃらしで遊んでくれるようになりました。

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なんか、脚が色っぽいです。やっぱりミチョは美猫❤︎

1ヶ月も一緒にいたら、なつかれて、すりすりゴロゴロ甘えてきちゃったりして、離れるのが辛いーーー!!ってなるかと思っていましたが、ミチョの性格なのか、私の関わり方なのか、お互いにいい距離感を保ちながらマイペースに過ごした40日。いよいよ明後日ネコリパブリック さんに引き渡しなのですが、

思ったよりも寂しくないな。

という印象です。
もちろん、ミチョに愛情がないわけはないのですが、最初から1ヶ月限定というお約束だったので、あんまり感情移入しないようにしていたというのもあります。ネコリパブリック さんでの新しい環境で、スタッフさんやお客さんにたくさん遊んでもらって、1日も早くミチョを家族に迎えてくれる人との出会えることを祈りたいなと思っています。

noteを書き始めて変わったことと郡上の野良猫問題

ミチョのお預かり記録を書き始めて以来、大きな変化といえば、FBなどでつながっている友達から
「野良猫が子猫を産んだんだけど、相談乗ってくれない?」
という問い合わせが来るようになったこと。
FBで繋がっていない人からも来るようになったので、SNSの影響を改めて感じました。

ミチョのお預かりは、あくまでも保護元のネコリパブリック さんからの一時的なもの。自宅はペットの飼育を許可されているわけではなく、大家さんの好意で「一時的な保護に限り」認めてもらっているので、そんなに大っぴらに「保護猫活動しています!」とは言えない状況です。
今回は、1ヶ月後以降はネコリパブリックさんで里親を探してもらうという出口がある前提だからこそ引き受けられたけれど、自分で保護して里親を探す!となった場合、里親が見つからない場合は自分でその子の猫生の責任を取らなければいけません。なので、なかなか個人では動けないのが現状です。

こうして、ブログで少し活動を紹介するだけで、短期間で数件の問い合わせが来るのだから、やっぱり郡上も野良猫問題はかなり深刻なんだろうなあと実感しました。

毎回お問い合わせに同じ説明をしますが、私にできることは、保護するためのコツや、保護猫の避妊去勢手術をするなら月1回高山に開院するにじのはしスペイクリニックさんで手術が受けられるよという情報をお伝えすることだけ。保護してから手術の日までの餌代、手術代、もし病気がある子だったらその治療費、そして、里親が見つからなかった場合はどうするのか?を事前にはっきりしておくべきだよとお伝えしました。郡上に保護猫団体などがあればばもう少し力になれるかもしれませんが、私個人でできることには限界があり、残念ながら情報をお伝えするしかできません。

ほとんどの人たちは、私が捕獲、保護して里親探しまでしていると勘違いしたようで、「なんだ、結局何もしてくれないんか。。。」とやや失望した感じで、
「じゃ、どうすればいいの?この雨の中、子猫をそのままにしてたら死んじゃうかもしれない」と。

保護すると決めた人が最終的な責任を取ると決めない限りは、私ができることは変わらないので、同じやりとりの堂々巡りでした。

現実的に郡上にも野良猫がたくさんいて、明日にも果ててしまう命があるかもしれないし、実際に野良猫の苦情などがあって殺処分も行われているのだろう。。。
それは今まで自分が知らないどこかで起こっている(だろう)ことだったのが、こうして自分に相談を持ちかけられ、問題が目の前に起きているという現実味が帯びてくると、何もできない自分の無力さが辛くなりました。

個人では何ができるんでしょうね、ほんと。
考えさせられます。

絶賛里親募集中の美猫母子たち

問い合わせてきた人の中に、お隣さんが野良猫に餌やりしていて、案の定、子猫が4匹生まれて自分の家の庭までやってくるようになってしまい、このままでは増えてしまう!
母子5匹保護したいのだけど、どうしよう。。。と相談してきた子がいます。

お隣さんは、餌をあげていた責任を感じているので母猫の避妊手術代はなんとか工面しようと思うが、子猫の分までは。。。と。

「可愛い」という思いだけでご飯をあげて、最終的な責任を取らない餌やりさんが多い中で、母猫の分だけでも避妊手術費を出してくれるというのはかなり良心的な方ではありますが、それでも残り4匹の避妊手術や保護期間中のご飯代、もし病気があったら。。。などなど

野良猫の保護は、愛情はもちろん、金銭面と精神面でかなりの覚悟が必要ですが私の友人は一念発起して母子5匹を捕獲し、里親探しまで責任持ってやります!と覚悟を決め、現在自宅で保護しています。


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めっちゃくちゃラブリーなキジトラ4兄弟。(姉妹?)

子猫たちは推定2ヶ月ぐらいで、そろそろ授乳も終わり、カリカリなどのフードも食べるようになってきたようです。
4匹のうち2匹ずつが仲良しみたいで、いつも2✖️2匹で遊んでいるそうです。

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とっても美人でおっとりしたママ猫。

ママと言っても、昨年の春には子猫だったようなので、推定1歳ちょっとのヤングママです。
子猫の頃から友人のお隣さんが餌やりしていたので、かなり人馴れしています。

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どなたか、この子たちを家族に迎えたい!という方。
できれば郡上市内または近郊の方でいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。私は直接保護しているわけではないのですが、一旦私までご連絡いただければ保護主の友人にお繋ぎします。

ちなみに、私は猫の飼育経験もあり、愛玩動物使用管理士の資格もあるので初めて猫を家族に迎え入れるという方にも、猫の飼い方などある程度はご相談に乗れると思います。

noteへのDMまたはLine にてご連絡ください。

1匹でも新しい家族のもとで幸せに暮らせますように。
そして保護猫を家族に迎え入れた人にも、猫と暮らす幸せを実感して欲しいと思います。

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