脳アパカバー表紙について
S_Dです。
2/17日にコスモテックさんで公開立ち会いをして、無事10パターンの
カバー表紙+帯が出来ましたので、画像でのご紹介と、各タイトル、
想いなどを解説していきます。お時間あるときにでも読んで頂けたら
嬉しいです!
1、超新星シンドローム
タント紙S-7(白)×HK038ホログラムシルバー(村田金箔様)
超新星爆発は巨大な星の最期と言われていて、近接する星を巻き込んで暗い宇宙が白く発光するように眩い爆発を起こす事から、白い紙に白いギラギラなホログラム系の箔を押したかった。白い紙にシルバー系は埋もれてしまうかなと思ったけどさすがホロ。角度によってまさに星の爆発のように眩く煌くので、意図としてはよい着地が出来ました。
2、コインランドリーム
タント紙S-7(白)×シルキーアイスグリーン(村田金箔様)
タイトルは大昔考えたもので、コインランドリーとドリームを掛けたもの。それが気に入ってたので今回カバーの名前の一つにしました。宇宙とはあまり関係ないけど、コインランドリーの中で回る夢みたいなイメージ。そしてシルキーアイスグリーンは私は全くノーマークだったのですが、脳アパ公開立ち会いでこの組み合わせを押されてて、あまりに気に入ったので選ばせて頂きました!
3、発明家の庭
タント紙Y-11(クラフト)×P-7白/顔料箔(村田金箔様)
クラフト紙、正しくはタント紙のY-11という色なのですが、クラフト紙と白の顔料箔は絶対合わせたかったので満足の一枚。工作や発明が大好きな人の庭にごちゃごちゃした工具が置いてあるイメージで考えました。白インクは印刷だとあまり乗らないのでやはり箔押しでペタッと乗せると発色が良くて楽しいカバーになりました。
4、春の宇宙窓
タント紙Y-11(クラフト)×TRUST COLOR/A2 (KURZ様)
春の星座の方向は星が少ないため、遠くの銀河が見渡せることから、「宇宙の窓」と呼ばれているそうです。そして廃番となったポーラライト箔を出していたKURZ社の新色であるトラストカラー箔を押してみたらなんとも春色ではないでしょうか!こちらも脳アパ公開立ち会いで生まれた一枚です。トラストは私も白に合わせてみたのですが意外とクラフト紙に合うのが分かって収穫でした!
※写真では偏光箔の美しさが出せず申し訳ない…ッ!ピンク~緑で春色に偏光しております。光の具合で表情が全然違います。
5、ウラシマテラリウム
タント紙H-70(紺)×LASER SL/TS 透明箔 (KURZ様)
ウラシマ効果のウラシマと、テラリウム(ガラス容器で飼育・栽培する技術)を掛けたもので、光速で進む宇宙をガラスに閉じ込めるイメージで考えました。なので透明箔を濃い紺色の紙に乗せると少しばかり「ガラス感」が出たのが大収穫で、しかもホログラムの光が宇宙らしさをかもし出していて素晴らしい!こちらも立ち合いの時に生まれた組み合わせで採用させて頂きました!透け感を自然光でキラキラ見て欲しい一枚です。
6、スターゲイザーの海
タント紙H-70(紺)×HK038 ホログラムブルー (村田金箔様)
スターゲイザーとは「星を見つめる者」という意味で、スターゲイザーの海はそのものズバリ宇宙!という意味合いでつけたもの。紺に青系はこれまた同系色ではあるのですがホログラムでキラッキラすることで、星の煌きも海の光もどちらも表現出来てとても良いなと!海の上からでしか観測できない星があったらこんな場所で星を見ているかも。そんな想像が楽しい一枚です。
7、魂のレプリカ
タント紙V-52(赤)×SB CONFETTI SELECT 385 (KURZ様)
実は赤い紙に何を押すか本当にずっとずっと迷ってしまい、立ち会いで色んな案を出してもらいましたがそれでも迷って迷って、魂のレプリカなので情熱はありつつもレプリカ、つまり複製品だったりまがいものっぽさを出したくて、迷って迷ってここに着地しました。ギラギラなホログラムゴールドが本来の金色よりも眩しいところが合うなと。あと単純に赤×金ってめでたいから金系がいいなとぼんやり思っていたのもあります。
8、アマテラス天文台
タント紙V-52(赤)×170Rainbow (村田金箔様)
アマテラス(天照大御神)は日本神話において主神として登場する女神で、そんなアマテラスの力を借りて星を見るような天文台があったらとつけたもの。170レインボーは箔だけ見ると物凄いインパクトなんですが、押してみると意外と馴染む!というのを過去に経験していたのでどこかに使いたいと思っていて、私は紺に合わせようと思ってたけど意外と赤にめっちゃ合う!最高神っぽい!となり着地。不思議な力を感じる一枚。
9、トランジット流星群
タント紙N-1(黒)×HK015 ホログラムゴールド (村田金箔様)
トランジットは目的地の途中の空港に立ち寄ることで、このタイトルは流星群に旅の途中で立ち寄るイメージでつけました。個人的に金色が好きで、特に黒×金が好きだったので、黒金は入れたい!金はやっぱ…味のあるやつがいいな…ホログラムでもこっちのホロは使ってないし…という流れで着地した一枚ですが、黒に金箔は「THE・王道!」という感じがして私は好きな、間違いない一枚かと思います!
10、ブラック・ダンスホール
タント紙N-1(黒)×ブラックメタリック (村田金箔様)
黒に黒箔は絶対絶対やりたいと思っていたのでこの一枚は迷わずに押せた…と思いきや、あんな、黒って200色あんねん。と言いたくなるほど、意外と黒にも種類があり、ツヤの有無、メタリック系などで色々迷ったのですが、立ち会いのあとの「居残り会」にて、どっちの黒が目立つかを残ったメンツで話をしてメタリックブラックのが黒が分かりやすい!と満場一致でこちらに着地しました。クールで最高!ブラックホールでダンスするイメージで名付けました。
以上がカバー表紙10パターンとなります。
さらにこのあと、箔押しカバー表紙×箔押し帯で組み合わせます。
ただこの組み合わせは決まっているのでご了承下さい。
ちなみに組み合わせは、
超新星シンドロームのカバーに トランジット流星群の帯
トランジット流星群のカバーに アマテラス天文台の帯
ブラック・ダンスホールのカバーに ウラシマテラリウムの帯
アマテラス天文台のカバーに コインランドリームの帯
コインランドリームのカバーに 春の宇宙窓の帯
発明家の庭のカバーに ブラック・ダンスホールの帯
魂のレプリカのカバーに スターゲイザーの海の帯
春の宇宙窓のカバーに 魂のレプリカの帯
スターゲイザーの海のカバーに 超新星シンドロームの帯
ウラシマテラリウムのカバーに 発明家の庭の帯
となります。
こちらは完成品をまた写真撮って発信しようと思います。
組み合わせるとまたガラッと印象変わると思いますので更に悩ませてしまうかもしれませんが、悩むのも脳アパの作品の一部!
と思って、楽しんで悩んで貰えたら嬉しいです!!
取り急ぎカバー表紙×箔の組み合わせを見て頂きました。
脳アパの詳しい詳細はまたnoteを書きます!
コスモテック様、脳アパ公開立ち会いの参加者の皆さま、相談に乗ってくれた友達、本当に有難うございました!!!!
S_D
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