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Dream Box / Pat Metheny

まるでコロナによる混乱を予知したかのようなFromThis Place、ライターに徹して一筋の光を求める内省的なリアリティを追いかけたRoad To The Sun、そして新進気鋭のアーティストとコラボして、代表曲と新曲のライブ音源Side Eye NYCとリリースを続けてきたあとの今作はギターソロ。
静かな夜に、1人語りをするかのような、密やかな曲がずっと続く今作は、同じ内省的でもFromThis Place的な憂いはあまり感じられず、寝落ちする前のポエム集って言った感じ。オリジナルもあれば、オルフェの唄のようにスタンダードもあり。
かつてのアーシーな、ライトフュージョンからは180度異なる作風で、好き嫌いは分かれそうだけど、自分はこういうのは、すきです。はい。
(ギターを挫折したことによるコンプレックスと、それに相反する憧れと両方あるんだろうけど)

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