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JUSTICE / Justin Bieber

1年ぶりの新作。Purpose からChangesまでは、実に5年の長期にわたるブランクがあったことを思えば随分と早い新作とも言える。
Changesでは、もっぱら結婚したばかりのパートナーに向けたと思われる内向的な作品が多く、正直ちょっと退屈なものもあった。
で、今回のこの作品。こちらもコロナ真っ只中に作られたものであるだけに、その影響を色々と受けていることは想像に難くないのだが、コロナの混乱の中に色々起きた騒動に刺激を受けたとしか思えないこのタイトル。
「正義とはなにか」を模索し、語り続けていくとのコンセプトで作られたといい、Martin Luther King の偉大なるスピーチを引用した1曲目、まるまるスピーチを引用しただけの8曲目と、社会派な内容…といいつつも、暴力集団BLMの活動を擁護しているという時点で、このアルバムを作った本人が実は正義を正しく理解しているのかが相当疑問に思えてくる。
BLM自体も、まともな黒人層には総スカンを喰らっていることが目に見えているし、現にMartin Luther Kingが目指した姿とは全く相反するただの暴力集団で、おそらくキング牧師はこれを支持していないだろうに、その辺と変わらないパヨに重ねている時点で、ちょっとね。って感じ。
あ、サウンドは、素晴らしいと思いますよ。
Khalidとのコラボの3曲目、そして、エンドチューンの出来が秀逸。

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