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ショパン ピアノ協奏曲第1番 第2番 / 横山幸雄

横山先生の新リリースは大友直人指揮、東京都交響楽団との共演のライブ録音

横山先生は元々JOC出身で、18歳でショパンコンクール3位入賞という華々しい経歴を持っておられて知ってはいた。
だが本格的に収集しだしたのは、日曜深夜のTOKYO FMのピアノで巡り合いを聞き出してから。さらに、そこで新作として流れてた2014年のプレイズ・シューマンのクラリスレリアーナに聞き惚れたのがきっかけ。その後、GWのショパンを連休中にひたすら弾きまくるリサイタル行ったり、アルバム集めたりしてた。が、コンチェルトを聴くのは初めて。かつ、ショパンの2番は入賞したショパンコンクール以来とか。

横山先生のピアノは日本人のピアニストにありがちなこじんまりまとまった感じがないのが好き。時に激しく、時に静かに、感情豊かに聴かせる一方での正確さもあって、本当に心地よく、癒される。泣けるわけよ。これって、演奏家としては本当に素晴らしいことと思う。50歳を超えられて円熟の域での演奏とはまさにこのことだと認識を新たにした素晴らしい録音でありました。

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