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今年はこのアルバムをよく聴いた(コンピレーション編)

コンピレーションアルバムが結構好き。
音楽を聴く人間のなかでも、多めにコンピレーションやサントラを聴いてる部類かもしれません。
今年私が何度も愛聴していたアルバムを勝手にいくつか紹介します。

「續々・ぶらぶらぶら〜」
テレビ番組用インスト音楽を集めたコンピレーションアルバム、シリーズの3枚目。
しょっぱなからトップギアのガチなやつですが、サウンドはテレビ番組に流れるだけあって、メロディきっちりめの、とても聴きやすい音楽ばかりだと思います。時々いかにもDTMぽい音質が気になったりもするけど、まあそこはテレビ番組BGM界隈ですから…生の演奏を期待する場所じゃないですね。

ペチカさんの曲の、ヒネモスっぽさ、ショピンぽさを摂取したくて探し回り、たまたま掘り当てたコンピ。大好きなアニーくんの曲もあるではないか!
1小節目イントロのギターを聴いただけで「これアニーくんの音がする」と言い、家族に気持ち悪がられました。

そしてこのアルバムを聴いて「すき!!!!」となったのが、服部正太郎さんという方。
ノスタルジックだけど音の重ね方がカッコよかったり、コード進行がおしゃれだったり、何より曲作りの引き出しがすごい。とても好み。
即刻ライブをさがしたけれど、今はもっぱら楽曲提供中心らしい…。コンピはこういう出会いがあるからな…やめられない。dig対象者増えました、服部正太郎さん。

「暮れ合いの弦」
ギターばっかりを集めたコンピアルバム。
ええ、ギターの音が好きなんですよ…!
先ほど紹介したDTM多めとは対照的に、とてもアコースティック味の強い、リラックスミュージック寄りの作品です。
たいてい、どんなに好きなミュージシャンであろうと好みが100%合うわけではないから、「この曲はちょっと飛ばしたいな…」という曲がいくつかあるものだけど、なんとこのアルバム、どの曲も全部好きなので、シャッフルでさえ、フルオープンふにゃふにゃ状態で聴ける貴重な1枚。
坂之下典正さんの音楽が、極上です。
環境音楽以上の熱量、でも瞑想くらい力抜いて聴けます。
そして、Paniyoloくんの曲は聴きすぎて、クレジットを見なくても作曲のくせと弾き方で「あ、Paniyoloくんの曲だな」と分かる…さすが私。

「アニメ版 sonny boy オリジナルサウンドトラック」

構成メンバーが超豪華!!有り余る予算?!
韓国の宅録ユニット「空中泥棒」。「公衆道徳」や「Bird's Eye Batang」など、出すたびにユニット名を変えてるけど、総じてクールでアバンギャルドなサウンド。toeのギターはいつだって気持ちいい浮遊感。ミツメのエモな歌の世界。コーニッシュの渾身のピアノ一本の表現。サンセットローラーコースターのチルなシティポップと…ほんとてんこ盛りなのですが、実はアニメが好きでこのサントラに辿り着いたわけではありませんでした。
たまたま行ったライブで、森ゆにちゃんがザなつやすみバンドの「Lightship」をカバーしたのを聴いたのがきっかけでした(しかもコーラスが古川麦くん、中川理沙ちゃんという豪華っぷり)。まだ聴いたこともない歌を一聴で感動して泣き、帰宅してその日のライブ配信を買い、配信終了まで何度も何度もリピートしました。これライブ映像が売り出されたら100%買うなあー。で、音源も聴いたら、何これ!すごい!!となったのでした。
完全に棚ぼたでした笑

*****
ほかにも「さかなのこ」サントラとか、(パスカルズ名義なので載せるのはやめた)いろいろ聴いてるけど、あまり需要がない分野なのは分かってるので、ここらでおしまい。
次は、「今年はこのアルバムよく聴いた!自主制作編」VAでない、ちゃんとアーティストが自分で出したアルバムをいくつか振り返ろうと思います。
まあ、1位はぶっちぎりなんですけどね。

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