見出し画像

こころが動いたことに向き合う

仕事に役にたつか、意味があることか、儲かるか。生活する上では大事、すごく大事。

でも最近は、「ただ面白いから、楽しいから」、そんな理由で何かを始めるのもいいんじゃないかと思っている。

さらに言えば、大切なのは自分のこころがちゃんと動いたことに、向き合えるかどうかということ。きっと結局、理由はなんでもいいのかも。

大人は何かにつけて理由を欲しがる。かくゆう私もそんな大人のひとり。そして最近は、好奇心は旺盛なのに、いつもやる理由より、やらない理由を探してしまうのを、なんとかしたいなぁ。

勢いで決めた1ヶ月の冒険旅行

19歳の頃、サークルの仲間とよくファミレスでただただ長いおしゃべりをしていた。ドリンクバーとフライドポテトで数時間…中身はなくとも、ただただいられた不思議な時間。
ある日、気の合う男友達と先輩が、夏休みを利用してインドとネパールへ行く計画をたてはじめた。

それを横できいていて、ふと「私も行きたい!いや絶対行く!」と強く思ってしまった。周りの女友達は、全員、口を揃えて、汚いしスパイス臭いし、怖いし、行きたくないと言う。でも何故かわからないが、私はすごくすごく行きたい衝動に駆られたのだ。

そこからの私の行動はとても早かったと思う。ふたりに「私も行きたい表明」をし、驚くふたりを横目に、パスポートを更新し、書類を揃えて大使館へビザを申請し、取りにいき、旅行会社で安い航空券を購入し、大きなリッターのリュックを買い、手持ちの一眼レフカメラの手入れまでして…
あの衝動、瞬発力はなんだったんだろうか。

無鉄砲、世間知らず、若気の至り…何でもいいけど、自分のこころが動いた…としか言いようがない笑

そうして3人での1ヶ月に及ぶインド・ネパールへの珍道中ははじまるわけだが、もう何年も前のことなのに、その時の旅の経験が、今でも私のこころの糧のひとつになっている。その旅については、また別の機会に書いてみようかな。

今もわくわくの種を探して

社会人になり、長期間休むなんてことが難しくなった今でも、日々、わくわくの種はたくさんあると思っている。
私が衝動的にインド・ネパールへ行きたいと思った、そして行った頃よりもずっとずっとずっと、SNS環境が発達しているから。
逆に溢れる情報の中から、知りたいことや好きなことを的確に見つける方が大変かもしれないね。

そんな中で自分自身のアンテナの感度を上げるには、やっぱり好奇心だろうか。あとは行動にうつす勇気が、必要だろうな。

若い頃の、もう行っちゃえ!やっちゃえ!みたいな勢いはないけれど、進まないと進まない(当たり前)なのは、もう十分過ぎるくらいに、身にしみているもの。

私のこころよ、まだまだたくさんのことに揺さぶられろ!向き合う覚悟は、「まあまあ」出来てる笑
そして歳を重ねてきた体よ、前に進め、動け!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?