昏想反思 7
他人の記憶の中になんか、いてやるもんかと思っているが、
時折、何年かに一度、以前交流のあった
(仕事とか、勉強会とか、呑み会とか)で知り合った連中が
連絡を寄越す。
こちらは全く記憶にない。
元々、親類縁者の名前でさえ、読み方は覚えていても、
姓名の文字はろくすっぽ知らずにいるから、
私の感覚では当然なんだが、
向こうは、自分の事は当然覚えていると思い込んでいる。
厄介
いや、もう、ね。
始めまして同然なんだけれど
知り合った人間全員、覚えてなきゃいけないのか?
何度かのやり取りのあと
情が薄いと罵られて終わる
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