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間取りの考え方~狭小平屋住宅(2)

アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。

先週、狭小平屋住宅のモデルを考えました。

こちらのモデルを元に今週は実際の間取りを考えていきます。

モデルと同じく条件は

  • 狭小住宅の定義を今回は約25坪程度の床面積とします。

  • 間取りは2LDK(二人暮らし想定)

  • LDKは約16畳は確保。

こちらに実際に私たち夫婦が二人暮らしをするならを想定して生活動線、収納計画も考えて間取りにしていきます。

前庭のある狭小平屋住宅

庭を利用して彩光を確保するモデルのプランを参考に作成しました。

床面積 69.97㎡ 21.16坪

私たちの生活スタイルでいうと夫は帰宅後すぐ着替え洗面所に行きます。
私も上着や鞄は玄関に全ておいて部屋に行きたい人です。
ということは、我が家の生活スタイルだと玄関近くにウォークインクローゼットがある方が便利!
そして、シューズクロークと兼用だと省スペースで済みます。
さらに直接洗面所につながっていると帰宅動線もスムーズです。

洗濯物も洗面所で室内干しするので、洗濯動線も短くなって一石二鳥ですね。

主寝室は玄関から一番遠いところに配置しますが、前庭によって採光も確保できます。
もう一室は夫婦の仕事部屋兼猫部屋に。
LDKと可動間仕切りでつなげば、普段はLDKの一角として使う事ができます。

外観イメージ

前庭に植栽をして目隠しにします。

ロフトのある狭小平屋住宅

もう一つのパターンはロフトを計画してみました。

床面積 77.25㎡ 23.36坪

2LDKにロフトをプラスする事で狭小住宅ですが一室ゆとりを感じる事ができますね。
ロフトと一緒に吹抜けも造るので開放的はLDKになります。

LDKとロフトのパース

今のところ我が家のロフトの使い道は猫様たちに見下ろされたいっていう意外に使い道は思いつかないのですが(笑)

個室までの廊下空間は扉では区切っていないけれど、LDKから直接よりはプライベートを確保できるようにワンクッション挟みました。
また収納スペースと兼用にしています。
キッチンの横はパントリーに、TVボードの後ろは本棚にしたいです。

外観イメージ

ロフトと吹抜け空間があるので、平屋に見えない外観。

夫にどっちがいいか聞いてみた

私たちが暮らすならどっちがいい??と夫に聞いてみた。

区切らない廊下空間が無駄な空間で使い方を色々考えたくなるからとロフトの方だそうです。
実際に建てるなら色々その他に修正希望有りだそうですが・・・

まぁ狭小しばりなので!と説得しておきました。

私は自分で書いたのでどっちもそれぞれ好きです。

二週にわたり狭小平屋住宅の間取りの考え方を書いてみましたがいかがだったでしょうか?

狭小地でも平屋でコンパクトに暮らす家づくりがイメージしていただけたら嬉しいです。

今週もありがとうございました。
来週もよろしくお願い致します。

左巴建築設計事務所 さわ。

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