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間取りの考え方

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アラフォー女性建築士が家の間取りを考えるときどうやって考えているか、間取りを作る条件から完成間取りまで書いた記事をまとめています。
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#3階建ての家

間取りの考え方~番外編:過去の間取りも見て~!3階建て編

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 noteを始めた当初から土曜日に更新してきた『間取りの考え方』が年内か年明けには100記事を超える予定です。 間取りを書いていない記事もあるので100記事=100間取りではないのだけれど、仕事や趣味、ネタ用など様々な間取りを書いてきました。 普段あまりダッシュボードはチェックしないのですが、たまにダッシュボードをチェックするとやたらとビューだけが爆伸びしてる時があります。 書いた私が言うのもなんです

間取りの考え方〜3階建てお客様ファーストプラン

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は実際にお客様にヒアリングして作ったファーストプランの間取りについて書きます。 ※間取り図は有料公開になります。 お客様のヒアリング内容と土地の条件土地の条件 土地面積約17坪 建ぺい60%、容積前面道路4mの為160% 南側接道4m、北側に道路非該当の里道と水路がある敷地です。 敷地条件としてはまず敷地面積が小さく、さらに建ぺい60%地域なので狭小住宅になる予感です。 最初に販売用に何パ

有料
100〜
割引あり

間取りの考え方~3階建てスキップフロアーの家『完成編』

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今回は先月に完成した『BeansHome』の新しいモデルハウスについて間取りと完成写真を合わせてご案内していこうと思います。 間取り図1階に水廻りと収納をまとめ洗濯動線をワンフロアーで完結する動線にしました。 2階はワンフロアーLDKにしました。 今回はリビングとバルコニーのデッキをフルフラットにする為にリビングをダイニングキッチンの床と段差を付けた、スキップフロアーのあるLDKにしました。 最初は

間取りの考え方~完成反省会2

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 毎週恒例『間取りの考え方』ですが今週は前回もやりました間取りを作成し実際に建った建物の施工事例を見ながら間取りの自分反省会をやっていきたいと思います。 間取り図1階は一部屋とたっぷりの収納 2階はワンフロアーLDK 3階は二部屋に分けられる一部屋ともう一部屋はオープンな居室です。 1階は結構おすすめです。1階は玄関からつながる大容量のシューズクロークがおすすめです。 子育て世代のこのエリア向きにベビ

間取りの考え方~リビングバルコニーの家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は土曜日恒例の『間取りの考え方』です。 今日は以前からちょこちょこ間取りを考えていました、モデルハウスで建てる予定の間取りを紹介します。 以前考えていた過程はこちらです。 ここから色々回りまわってここに戻ってきました。 間取り図3階建て 3LDK 断面図から考えるにも書いたように2階のバルコニーにデッキを敷いてリビングフロアーとフルフラットにしたいと思いその部分をポイントに間取り図を考えま

間取りの考え方~完成反省会

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は毎週恒例『間取りの考え方』ですが。 今週は以前記事にもした間取りが完成しプロ写真も上がってきたので実際に完成した建物写真をみながら反省会をしたいと思います。 今回反省会をする間取りはこちらの記事で書いた『間口の狭い狭小住宅』です。 間取り図こちらは私がお世話になっている工務店のモデルハウスとして建築しました。 大阪市内でなかなかどうにもならないぐらい敷地が狭く尚且つややこしかったのが道路斜線で

間取りの考え方~お客様要望間取り3階建て

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週は肩こりがひどくて悲鳴をあげながらデスクワークもnoteも書いております。 さて土曜日です。 今週の『間取りの考え方』は過去お客様の要望で書いたけどボツになった間取りについて書いていきます。 お客様の要望注文住宅で間取りを書く際にお客様の要望をお伺いします。 具体的にどんな間取りや生活を希望されているのかしっかりヒアリングして間取りのヒントにします。 それ以外にもお客様からこんな家にしたいんです

間取りの考え方~間口の狭い3階建て

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今日は土曜日恒例『間取りの考え方』を書いていきます。 最近は忙しくしていてネタになりそうな間取りを書けていないので過去に書いた間取りからちょっと建築士っぽい話(一応建築士)のネタに間取りを紹介しようと思います。 間取り図この間取りはこんな敷地に家を建てれるの?という依頼から書いた間取り図です。 理由は『THE ウナギの寝床』な間口が狭くて細長い敷地だからです。 ではまずは私が書いた間取りを見てくださ

間取りの考え方~三角の家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は土曜日恒例、そして今年最後の『間取りの考え方』です。 今日はこの間からずっっっと考え中の間取りの続きです。 ↑途中経過 プラン① そして今回は前回の途中経過の間取りをいったん片隅において全く違う考え方で作成してみようと思いました。 外観から考える海外の建築サイトを見ていたら今回考えている家と同じぐらいの間口の建物が載っていました。 三角屋根が可愛い家です。 この外観を丸パクリで書いてみようと