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一粒ダイヤモンドのネックレス。Tiffany かCartierか?

25歳の誕生日記念として購入したTiffanyのby the yard(ティファニー バイザヤード)のネックレス。

いさりげないけど確かな存在感と、どんなスタイルにもマッチする懐の深さが大好きで、ほぼ365日つけっぱなしのスキンジュエリーです。

長く大切にしていきたい一粒ダイヤのネックレスがほしいと思った時に検討したのがTiffanyとCartierでした。その2つの違いや最終的にTiffanyを選んだ理由を綴りたいと思います。


1.それぞれのコレクションについて

まずは、両ブランドの一粒ダイヤモンドのデザインコレクションについて軽く触れておきます。

Tiffnay
ティファニーのデザイナーである、エルサ・ペレッティが手掛けています。ヤードは当時のダイヤモンドの単位で、すべての女性がダイヤモンドを身に着けられるように…との思いから様々なカラット数で展開されたコレクションです。(素敵!)

Cartier
ネックレスではなくてブレスレットを持っているのですが、私が購入した当時は「ディアマンレジェ(仏語で軽いダイヤモンドという意味)」というシリーズでした。が、今公式HPをみると「ダムール(仏語で愛)」に属しているようです。

2.ダイヤを大きく見せるお化粧?覆輪デザインの違い

ダイヤをぐるりと囲むように金属でかしめている留め方を「覆輪留め」と言いますが、このデザインがTiffanyとCartierで異なっています。

覆輪留めはアイラインのように(囲み目メイク、ひと昔前に流行りましたね…)、ぐるっと金属で囲むことでダイヤを大きく見せてくれるデザインです。

Tiffany
とってもシンプルですが、計算しつくされたフォルムが美しい覆輪デザイン。すべて女性にダイヤモンドを、と考えたエルサ・ペレッティ。小さなダイヤモンドがより大きく見える覆輪デザインを選んだのも、ぐっときます。

Tiffany公式HPより

Cartier
一方カルティエは…金属の部分が二重になっていて、(実物を見るとよくわかるのですが)少し凸凹があります。ここが光をよく反射して、ダイヤの輝きと相乗効果でよりキラキラ光る効果がある気がします。(あくまで個人の感想です)

Cartier公式HPより。
ダイヤの両サイドのカン(留め具)がTiffanyよりも小さいので、よりチェーンと一体化しているように感じます

3.肌なじみvsキラキラ。チェーンの違い

Tiffany
Tiffanyは丸っこい小豆チェーン。店員さん曰くティファニーオリジナルのつくりだそうで、一粒ダイヤのネックレスは世の中にたくさんありますが、慣れている人がみればティファニーだ!とすぐわかるそう。

(実際にバイザヤードつけてティファニーに行くとご愛用ありがとうございます、と言われること多々。笑)

Tiffany公式HPより。
拡大して見ると、チェーンのパーツ一つ一つが丸っこいです

丸い形状なので光を拾いすぎることなく、とても肌になじみます。まるでデコルテの間にぽんっと一粒ダイヤが浮かんでいるような感じです。チェーン自体もとても柔らかくしなやか。

Cartier
一方カルティエはどうかというと、パーツ一つずつが少し角ばっています。
これが光をたくさん反射し、つけているとキラキラキラキラ…とても輝くのです。Tiffnayとはつけたときの印象が全く異なるな、と個人的に感じました。

画像ではこの違いがは分からなかったので、まさに百聞は一見に如かずだなぁ、と思った部分です。

Cartier公式HPより。
拡大してみると、Tiffanyよりもパーツが長方形ぽく角ばっています

4.細部へのこだわり。エンドパーツの違い

Tiffnay
ティファニープレートと丸いヒキワです。一般的には(後述しますが、カルティエが使用している)カニカンの方が高価?らしいのですが、私はデザイン的にこのヒキワの方が洗練されてる気がして好きです。


Tiffany公式HPより

ただ、小さくてつけづらいので慣れが必要で…。特にジェルネイルしているとすごくつかみづらいです。笑

ブレスレットは日本限定で、エンドパーツに小さなダイヤがついているタイプがありますが、ネックレスには残念ながらありません。

Tiffany公式HPより。
いつからあるのかわからないけれど、なぜか日本限定…

Cartier
Tiffanyと異なりカニカンです。
(カニの爪に似ているからカニカン、らしい)

ヒキワよりも少し大きいので、つけやすい気がします。あとは何といってもCartierの方はロゴプレートがついていて、これがかわいい…!(ネックレスなので自分では見えないのが残念)

Cartier公式HPより

5.同じYGでも色が違う!地金の違い

今回私が購入したのは18金イエローゴールドですが、実はイエローゴールドの色味はブランドによって異なります。

18金というのは金の純度を意味する言葉で、具体的には75%が金ということです。残りの25%は銀、銅、亜鉛などですが、この配合はブランドによって(orブランドの仕入れ先によって)異なるため、イエローゴールドと一口に言っても銅が多ければ少し赤っぽくなります。

Tiffanyはまるで折り紙の金色のような鮮やかなゴールドで、Cartierは少し赤みが強いゴールドです。私はザ・ゴールド!の方が好みだったので、Tiffanyの方が好みでした。

6.まとめ


個人的には一粒ダイヤモンドのネックレスはあくまで脇役で、どんなスタイルでもつけっぱなしにしたかったので、良い意味で主張しすぎず、好みの色合いだったTiffanyの方に軍配が上がりました。

(キラキラ華やかな方が好みの方は、Cartierの方が良いな、と思うかもしれません。実際に一粒ダイヤモンドのブレスレットを買ったときは、手元なのでよりキラキラさせたくてCartierを購入しました。)

購入してから6年ほどたちますが、本当にお気に入りで、大好きすぎてほかのネックレス欲が全くわきません。

今後も大切にし続けようと思います!

(余談ですが、私が購入した当時は、バイザヤードのネックレスを買うと恋人ができるというジンクスが有名?でした。知っている方いるかな…)

おまけ:価格表

カラット数の違いで価格表にしてみました。
コンセプト通り、ティファニーの方が展開が豊富ですね。
(カルティエは、0.04ct=XS、0.09ct=スモール、0.18ct=ラージです)

こう見ると、お互い同じカラット数では作っていないことがわかります。なかなか興味深いです。

※ティファニーは0.17ct以上でもバイザヤードの作りはあります。が、0.17ct以上は4Cの違いでお値段が異なるそうで、HPに記載されていません。在庫も店舗で異なるようです。

すべて18金イエローゴールド、税込価格(24年8月現在)
ちなみに私は0.17ctを2018年に確か15万ほど?で購入しました。値上げすさまじい…


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