推しメン、推し被り、、、なんのこっちゃ!!

こんにちは!『スクールソーシャルワーカー』さーやです。

仕事柄、思春期の多感な時期の子たちと関わる機会が多いのですが、

いつも驚かされてばかり、もちろんいい意味で♪♪♪


わたしと関わる子どもたちは、集団が苦手だったり、自己表現のバランスが上手くとれなかったりすることが多い。

彼らの言葉を借りると、自分たちを

「コミュ障」(コミュニケーション障害)と呼ぶらしい。


そんなコミュ障の彼らの価値観はとても面白い!



学校に到着し、職員室に入るや否や先生方から

『ちょっと、聞いて!もう信じられない!』と。


内容を聞くと大爆笑、今思い出しても笑える・・・😋


AちゃんとBちゃんはそれぞれ教室の雰囲気に馴染めず、別の空き教室(以下、別室)で個別に学習をしているのだが、どうやら二人は「同じ空間にいたくない!」とそれぞれが先生に訴えたそう。

先生がそれぞれに理由を尋ねると、

「推しメンが一緒だから」とのこと。


ん?んんん?どゆこと??

⇧ いまこう思ったあなた、おめでとうございます。

わたしと同じ、おばさん領域にいます。笑


要するに、「好きなアイドルが一緒」なんだそう。

こういう状態を「推し被り」というそう。

推し被りは「推し被りと仲良くしたい派」と、「推し被りは敵視派」の大きく2パターンに分かれるんだそう。


そう、今回二人は「推し被りは敵視派」という驚愕の事実!!!


バチバチと燃える闘志をぶつかり合わせていたんです。



そんな二人は本気でお互いを敵視していて、

「一緒にいたくない」と先生に訴えている。


これって、コミュ障がとる行動??

充分、相手に興味を持って、自己主張をしてるじゃない!


もちろんコミュ障の定義も色々あるので、一方ではコミュ障なのかもしれない。

でも、集団が苦手で、教室に入ることができない子どもだちが、

一生懸命本気で相手にぶつかって、自分の思いを誰かに伝えようとしている。

この二人の行動を ”わがまま” としてしまえばそれで話は終わってしまう。

なのでわたしは二人の戦いの行く末を見届けたい!!!!

と先生方に訴えたところ、、、、



死んだ魚のような目で見つめられた。笑



スクールソーシャルワーカーってこんな仕事。

あ〜今日も一日楽しかった!



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