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Microsoft Build 2019 基調講演ライブ配信感想

今年のBuildは「Vision Keynote」と、その後に2つの「Technical Keynote」が同時に開催されました。計3セッションの中から、私が気になったポイントをかいつまんでまとめて置きます。

※ちゃんとした情報はちゃんとしたブログを読んでください。

冒頭 Satya Nadella CEOのスピーチ

AIで自動で議事録を取る

3人で会議しているデモ。会議の議事録が自動で取られていました。

他にもCognitive Service関連の発表は色々ありました。

Chromium Edge に IE モードが搭載

Edgeは独自のレンダリングエンジンをやめてChromiumベースに変更になるというニュースが昨年末に世間を騒がせました。しかしEdge自体は基調講演内で大きくフィーチャーされており、Microsoftのプロダクトのひとつとして大切にされているんだと気づきました。

IEを大切にしろとは言っていないw

Edge自体には独自の機能追加が発表されました。

こういう方面でChromeとは差別化していくようです。

HoloLens を使って仮想会議室

Microsoft Teamsという、言ってしまえばSlackみたいなアプリ。ビデオ会議ができるというのは、まあ今どきのチャットアプリの機能としてはごく標準です。しかし

ここまで来ると確かにすごい。

ブラウザで動くVisual Studio Online

ここは私が勘違いをして混乱しています。MicrosoftにはVisual Studio Onlineという名前のサービスがありましたが、色々あって現在は「Azure DevOps」という名前になっています。

それとは別で、ブラウザで動く開発環境としてのVisual Studio「Visual Studio Online」が発表になりました。


Remote機能はちょうど数日前に発表されていました。

Dockerがネイティブで動く「Windows Subsystem for Linux 2」

いままではWSL上で動くのはDockerクライアントだけで、別で「Docker for Windows」等を使う必要がありましたが、

新しいWindows Terminal

JavaScriptの開発ノウハウをWinでも使える「React Native for Windows」

Excelの関数をJavaScriptで

Microsoftはご存知.NETという強力な資産を持っていますが、ここに来てJavaScript関連のサポートが強くなってきました。Technical Keynote冒頭でも言っていたように、「Microsoft love Developers」を推し進めていく姿勢が現れていると思いました。

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