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‎⋆それからと今に至るまで‎⋆【最終話】

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お義母さんの元へ…

次の旦那のお休みの日。
2人で、お義母さんお墓参りに行きました。
(旦那のお母さんは私と出会う前に亡くなってます。)

旦那からの提案でした。

お墓まで向かっている最中、教えてくれました。

『おふくろ、保育士だったんだ…
だから、きっと“おんちゃん”の事世話してくれるよ。』

お墓の前で、2人で泣きながらお願いしました。
早くに天使になった、おんちゃんをお願いします…って。

おんちゃん。
いつかまた赤ちゃんができた時は、どうかおばあちゃん(お義母さん)と見守っててね!
もしくは、いつか。おんちゃんがお腹に戻ってきてね…!


おんちゃんが天国に行ってから約1ヶ月後

仕事は再開していました。

それでも仕事のない時は毎日泣く生活。
その中で数週間ぶりに入った、あの時と同じ外の現場…。
その場所で1ヶ月ぶりに月のものがきました。

ここに何かあるのかな?
それとも、おんちゃんが
『もうお腹に戻れるよ。大丈夫だよ!』と教えてくれたのかな?


そうしてと、それから…

残念で悲しい事に、毎月月のものは来続けました。

毎月毎月、その度に泣いて。
旦那を困らせました。
時には、その考え方の違いで喧嘩になった事もありました。

それでも赤ちゃんのことは諦められず、
2人で話し合ってできる範囲での妊活はしていました。

そうして、1年と少したった昨年。
気分転換も兼ねて、泊まりがけで家族旅行に行きました。
そこで寺社巡りをする中で子授け祈願もし、帰宅。

その月に、新たな命が宿っている事か分かりました。
タイミング的に旅行の時に出来た子です。

検査薬見ながら。今度はうれし泣きを2人でしました。

旦那は、おんちゃんが戻ってきてくれたと言って喜んでくれました。

その子がお腹の中で大きく育ち、
もうすぐ予定日で産まれそうなのはまた別のお話…。





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