あなたは幻のアイドルグループ、「カントリー・ガールズ」を知っているか?

こちらは、アスタルテ ゆるふわアドベントカレンダー2022 12月15日の記事です。

はじめに

 こんにちは。Fカップ美少女JCの深海(しんかい)です。今年もアスタルテのアドカレに参加させていただきます。
 前年の記事(下記)と同様、ややマイナーな趣味について語る自己満記事です。よろしくお願いいたします。


カントリー・ガールズとは

 カントリー・ガールズ(Country Girls)は、ハロー!プロジェクトに所属していた日本の女性アイドルグループ。活動時の所属事務所はアップフロントプロモーション。2014年11月5日、カントリー娘。が「世界に通用するグループに成長するように」という意味を込め、ユニット名をカントリー・ガールズに改称して再始動した。2019年12月26日をもって活動休止した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 カントリー・ガールズは、カントリー娘。(里田まいさんが所属していたことで有名ですね!)を前身とするアイドルグループでした。"ももち"こと嗣永桃子さんがプレイングマネージャーを務めていた、という話題性もありました。
 しかし、グループとしての生涯は2014年から2019年までと短いものでした。さらに2017年からは活動規模を縮小し、シングルが5枚、配信限定シングルが4枚、アルバム・ミニアルバム・ベストアルバムがそれぞれ1枚と、残っている作品の数も多くはありません。
 この記事では、カントリー・ガールズの魅力と、不運に満ちた短い生涯について、MVとともに紹介していきたいと思います。


カントリー・ガールズのMVとその歴史

1stシングル 愛おしくってごめんね/恋泥棒(2015年3月25日発売)

 デビューシングルです。ハロプロにしては珍しく、2曲とも正統派かわいい路線。いわゆる"初期スマ"が好きな僕としては、またこういう路線のグループが出てきたのが嬉しかったです。
 そして絶対的エース、島村 嬉唄(しまむら うた)ちゃんの存在。

 色素薄めの儚げな美人さんなんですが、動いているところはとてもかわいらしくて、これはもう、動画を見てほしい…!
 嬉唄ちゃんを中心に、かわいさ溢れるメンバーで、これからどんな活躍をしてくれるんだろう…と、胸を躍らせていた僕でした。
 しかし、1stシングル発売からわずか3ヶ月後、嬉唄ちゃんと事務所との契約は解除となります。両親が待遇に納得いかず事務所と揉めたとか、健康面の不安があったとか、いろいろな噂がありますが、真相は定かではありません。
 絶対的エースが一瞬で抜けてしまったアイドルグループは、いったいどうなってしまうのでしょうか


2ndシングル わかっているのにごめんね/ためらいサマータイム(2015年8月5日発売)

 絶対的エースが抜けても、まだまだカントリー・ガールズは不滅です。
 もともとかわいさの暴力が売りのグループですから、新たなエースの擁立には困らなかったわけですね。
 新しくエースとなったのは、森戸 知沙希(もりと ちさき)ちゃん。

 ポニーテールがよく似合う、正統派美少女です。こう見えて気の強いところもいいと思います。
 この娘が、解散までエースとしてこのグループを引っ張っていくことになります。


3rdシングル ブギウギLOVE/恋はマグネット/ランラルン〜あなたに夢中〜(2016年3月9日発売)

 新メンバー2人の加入というテコ入れを経て、3rdシングルが発売されました。
 僕は"恋はマグネット"という曲が特にお気に入りで、かわいさだけではなく歌唱力やダンススキルも重視しているハロプロだからこそ出せる世界観が、とてもいいです。
 しかしここでまたもや悲劇が。持病の喘息による療養のため、稲場 愛香(いなば まなか)ちゃんが活動休止・卒業します。

 ビジュアルのよさはもちろん、あざとい(誉め言葉)パフォーマンスや突出したダンススキル、グラビア映えするスタイルなど多くの武器を持ち、おそらく人気上位であった彼女の卒業は、またもやグループに大きなダメージを与えていきました。


4thシングル どーだっていいの/涙のリクエスト(2016年9月28日発売)

 4thシングルは、個人的にはあまり印象に残っていないのですが、新メンバーの2人のパフォーマンスも板について、グループとしてのまとまりが出てきた印象があります。度重なる人気メンバーの脱退を乗り越えて、残ったメンバーの結束は強まったのではないでしょうか。


5thシングル Good Boy Bad Girl/ピーナッツバタージェリーラブ(2017年2月8日発売)

 これが長きに渡ってハロプロを支え続けた嗣永 桃子(つぐなが ももこ)さんの、卒業シングルとなりました。

 彼女のアイドルとしてのプロ意識や、学業と活動を両立させた努力、美しい引き際などには、リスペクトを覚えます。
 そしてこのシングルの発売から数ヶ月後、悲しい発表がありました。メンバーのうち3人は他グループと兼任し、2人は学業優先とし、カントリー・ガールズとしての活動を縮小する、というものです。
 何がいけなかったのでしょう。人気メンバーの離脱が続いたことか、純粋なかわいい路線がハロプロヲタにはウケなかったのか…
 真相は関係者のみぞ知るところです。


その後…

 その後のカントリー・ガールズは、配信限定でシングルを何枚かリリースしたり、細々とライブなどの活動を続けていきますが、2019年末に解散となりました。

 低予算ながら、かわいさだけで作品としてのクオリティが担保されており、特に2期メンバーのビジュアルの進化を感じる「書いては消してのI Love You」や、

2期メンバー その1 船木 結 (ふなき むすぶ)ちゃん。
この娘はデビュー当時からビジュアルが安定していたような気はしますが…
声質もよくて、かっこいい系の曲ではいいアクセントになってましたね。
2期メンバー その2 梁川 奈々美 (やながわ ななみ)ちゃん。
この娘は前髪をおろしたり眉毛を整えるようになって、すごく垢抜けましたね…
グラビア映えする体型で、品があり、先をもっと見てみたかった。

 縁の下でグループを支え続けた初期メンバー2人にスポットが当たった「One Summer Night ~真夏の決心~」のMVが、公式チャンネルで公開されています。

初期メンバーの一人、みんなのお姉さん、山木 梨沙 (やまき りさ)ちゃん
初期メンバーの一人、元気っ娘の小関 舞 (おぜき まい)ちゃん

 2人とも、花形ではなかったかも知れないけど、グループにとって欠かせない存在でした。


おわりに

 さて、みなさんお気づきでしょうか?
 記事のソースがほとんどWikipedia頼りであり、メンバーの人柄や人気順などの情報が曖昧であることに。
 僕はけっきょく1枚もシングルを買わなかったし、ライブにも1度も行かず、ただ自宅でMVを鬼リピートするだけの、にわかヲタでした。
 地方在住だったこともありますが、好きならライブやイベントに行けばよかったし、お金を落とせばよかったなあと思います。
 僕一人がお金をかけたところで、グループの運命は変わらなかったと思いますが、できることをきちんとしてきたかそうでなかったかで、後味は全然違います。
「推しは推せる時に推せ」という格言がありますが、推しが活動を続けてくれているのは当たり前ではないし、推しのために自分ができることを考えていきたいなあと思います。最近は、好きなコンテンツには意図的にお金を払うようにしていますね。
 記事の完成度はさておき、大好きなカントリー・ガールズについて語れて大満足です。
 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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