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午後4時、地元に愛される温泉

6月中旬、サウナを求めて実家の隣町の温泉に行くことを決意。
実家に遊びに行った帰りに思い立っていくことにした。
サウナに愛されるには、気軽に行けるお気に入りサウナがあった方がいいに決まってる。

実際に温泉に着いたのは午後4時。
なんかめっちゃ暑い。
太陽が燦燦と輝いている。
思い立った瞬間には気づかなかったけれど、今日は全く温泉日和でない。

脱衣所はあまり広くないけれど、混んでもない。
おばあちゃん+孫、または、ママ+こどもの組み合わせが多い。
あぁ、愛すべき地元。

ただ、この温泉、地元感が強すぎる。
自分がこのコミュニティのものではない感じがしてどぎまぎしてしまう。
そんな中お風呂に入る前に体と髪を洗っていると、隣から
「あら、洗面器ないの?」
と見知らぬ老婦人に声をかけられる。
再びどぎまきしていると、「数足りないのねぇ」とあまり気にしていない様子。
最後に「泡流れるよ~、きをつけて~」と言って、湯船の方へ行ってしまった。

私も体を洗い終わり、いよいよお風呂へ
湯船に浸かりながらも、「どうふるまうのが正解なのだろう」と周りの様子を見まわしてしまう。
話をしている人もいれば、湯船の端っこで、手を水風呂につっこんでる人もいる。
皆思い思いの過ごし方をしていた。
人にどう見られるか気にしているのなんてきっと自分だけだな。そう思ったらなんか一気にどうでもよくなった。
ゆらゆら揺れるお湯を見ながら、のどかだな~と思った。

露天風呂もあって、入ろうとしたけれど、太陽が燦々すぎて、日焼けが気になって断念。


さて、いよいよ本題のサウナ。
とても小さくて、キツキツに座っても6人しか入れない。
しかもコロナ禍で2人まで。
熱い。サウナは熱い。
12分我慢しようと思ったけど、この12分の時間の使いかたがよくわからない。
後から人が入ってきた人を観察したりしたけれど、8分が限界。
水風呂にも挑戦した。
今回は浸かることに成功。
小学校のプールを思い出す冷たさ。
我慢して入っていると、だんだん指先がじんじんしてきた。
「これ、いい感じなのでは!?」
と思っていたけど、もう我慢できず、2分くらいで終了。
再びサウナにも入らず、なんか中途半端な感じになってしまった。

ただ、風呂では人の目を気にしなくていいということを改めて学んだ日でした。



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