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「やる気が出ない」人向け 中小企業診断士試験独学での合格

やる気が出ないと感じる方に向けて、中小企業診断士試験の独学での合格を目指す効率的な勉強法をご紹介します。

とりあえず申込


診断士試験は例年8月第1週にあります。ただし、試験申し込みは5月~6月にかけて行われます。
まず「記念受験でもすっかな」くらいのノリで申し込んでください。
当然勉強なんてしません。
ただ、さすがに1週間くらい前になると「そろそろ何かすっかな」くらいの微かなやる気くらいは出てくるでしょう。
そんな時に、とりあえず「中小企業経営・政策」をやりましょう。
この科目、実は簡単で時事系の知識+多少の勉強をする程度で何とかなります。そう、1週間適当にやれば60点取れます。

キャリーオーバー

とりあえず1科目だけ受かったとして、さて2年目です。ご存じの通り、合格した科目は3年間キャリーオーバーできるので、残り2年で6科目です。
当然やる気などでません
悠々自適に過ごして、また5月に申込。
「去年1科目受かったし、もったいないから多少勉強すっか」
くらいのやる気は出てきます。
そのタイミングで、「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」の4科目だけやりましょう。
今度は少しやる気出して6月くらいから勉強開始。
平日1時間、休日4時間くらいやれば十分でしょう。
当然「休み、遊び重視」で。土日全くやらない時とあかっても平気です。
自分のでペースで。
それでも何とか2科目くらいギリギリ合格できます。

4択で25点は確保されている上に、60点で合格。さらに、年度によって必ず簡単な科目があるので、2科目くらいはギリギリで引っ掛かります。

60点未満でもいい

これで3科目合格。残り4科目ですが、初年度のキャリーオーバーは今年で切れるので、ある意味ラストチャンス。
といってもまだやる気が出ません。
悠々自適に過ごして、また5月。
「3科目受かってもったいないし多少やるか」
というくらいのやる気は出てきます。
申込の少し前、ゴールデンウィークくらいからやり始めましょう。
今年は残った4科目のみの勉強です。
残ったのは「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「経営情報システム」の4つ。
重点的に「経済学・経済政策」「財務・会計」をやります。
この二つは運に左右されづらく、高得点を狙えます。
「企業経営理論」「経営情報システム」この二つは2択までは絞れますが、そっからは運みたいな科目です。
私の場合、3年目に受かったのは「経済学・経済政策」「財務・会計」のみ。
最後まで「企業経営理論」「経営情報システム」は60点未満でした。
しかし、平均60点越え(40点以下の科目はなし)で良いので、「経済学・経済政策」が高得点だったおかげで1次試験は合格できました。
2科目受かってないのに合格できます。

まとめ


1科目楽勝、2科目不合格
7科目とかいうのがやる気を奪うのですが、実質4科目(場合によってはもっと少ない)程度です。
さらに、勉強期間も1年目なんてほとんどやってません。
2年目も2か月くらい、3年目も3カ月くらい。しかも社会人なので「勉強できない日」も結構あり、月50時間もいってないでしょう。
月50時間なら1日1時間強、土日にもう少しやればすぐにそのくらいになる程度です。

肝心のやる気の方は科目合格が助けてくれます。
「せっかく1科目受かったしちょっとくらいやるか」
それで自然とやる気出てきます。

この記事を読んだ診断士興味あるけど「やる気のない方」
とりあえず5月に試験に申込みましょう。
当然何のやる気もなく。


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