PISAから見るできる国・頑張る国
~すべては教育から~
この本では角国の教育に関する大規模調査がまとめられている一冊です。
アメリカ、カナダ、上海・香港、フィンランド、日本、シンガポール、ブラジル、ドイツ、イギリス、ポーランド、韓国
教育がその国を育ててきた。そう言っても過言ではない。
PISAという読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3つの分野における15歳児の比較をしたものである。
一概には言えないがやはり先進国では全体的にこの成績が良かった。しかし1人当たりの教育費をかけたからと言って成績が良かったというわけでもなかった。
特に印象に残っているのが日本、シンガポールである。これらの国では資源が乏しかった。そこで自分たちにもできることがないかということで力を入れたのが教育だった。教育のやり方はその国の文化によって異なるが先人たちが後世の若者たちに少しでも質の高い教育を、という執念を感じられた。
正直本自体がかなり難しく自分自身理解できていないところも多いが、教育のキーワードともいえることを自分なりに解釈すると、【1人1人あった指導】を大切にしているというものだ。ある国では学力別にクラスを変えていた李、将来を見据えて早い段階から専門に特化したクラスに配置するなど、国によっての色がかなり強くユニークなものだった。
日本に限ってみればこのデータ上うまく言いている国である。
しかしこのままでいいとは思っていない。日本には義務教育だけで見ても17万に以上の不登校、何らかの問題を抱えた子供たちが多くいる。
この著書にもこの不登校のことについて書かれており、変化の時が近づいていると記してあった。
今の日本を僕なりに見てみると先生1人当たりに対する子どもが多いように感じる。今の昔では変わってきたことも多く、今の時代に対応できていないと感じている。学校を否定しているわけではないが、仕組みが対応しきれていないと感じる。
各国の教育のやり方が違ったようにおそらく答えがあるものではないと思う。
その中でいかにドロップアウトしてしまう子どもたちを減らしていくのか、強くたくましく育てていくのか。これからどう変化していくか楽しみなところである。
学校がピンチである以上しっかりいなければならないのが親であると考える
共働き世帯が増えている中、それに伴ってさみしいと感じる子どもが増えているのではないだろうか?十分に子どもとコミュニケーションを測れているだろうか?教えなければならない事はきちんと教えられているだろうか?
そもそも親自身が子どもに何を教えていいかわかっているだろうか?
子どもの悪かったところはすべて親が悪いと親は常々言っていました。
今この年になってそれは正しいことだなと感じています。
だからこそ覚悟は必要、勉強もしなければならない。親の妥協は将来子どもに大きく響いてくることを頭に入れておく必要があると思った。
それほど教育は重要なものであり、時間をかけて行っていかなければならなく教育がすべて作る。その認識で指導者は人を導いていくこれが大切だとこの本を読んでそう感じました。
※この本はかなり難しかった、、笑
こうやってアウトプットするの大変、でもこうやって自分の考えを出していく練習をしていけば少しはおしゃべり上手になれる気がする。
2020/4/12
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