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トレーニングいらず!全く新しい速読/読書術 DUAL BRAIN READING WORKSHOP CLASS No6:DBRの理論③(DBRの実践方法‐超基礎編‐)

こんにちは、いまでもカナディアンです。

前回のCLASS No5はいかがだったでしょうか?

前回はDBRの理論②(従来の速読法の問題点)についてをお話ししました。

まずは、振り返りです。


CLASS No5:DBRの理論②(DBRのベース理論)まとめ
1.DUAL BRAIN READINGの全体像

2.フォトリーディング

3.ロジカルリーディング


いかがでしょうか?

今回のCLASS No6ではDBRの理論③についてお話しします。

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1.DUAL BRAIN READING(DBR)の超入門

前回話しましたように、DBRは右脳を使って読むフォトリーディングと左脳を使ったロジカルリーディングのハイブリット式の方法によって本を読むメソッドです。

では、この方法はどのようにして実践するのでしょうか?

超入門レベルではポイントは4つです。

1.本を読むのではなく、「眺める」(フォトリーディングの基本)

2.キーワードとディスコースマーカーを文章から拾う

3.ディスコースマーカーから論理構造、キーワードから内容を把握する

4.どこに自分にとって必要な情報があるか判断する


2.本を読むのではなく、「眺める」(フォトリーディングの基本)

まずは、DBR全体に及ぶ基本的なスキルである「眺める」(フォトリーディングの基本)に慣れることです。

もっと簡単に言えば、音読の習慣をなくすことです。

多くの日本人は学校教育の中で、文章を読む際、声に出さないときは必ず心の中で音読をするよう指導されています。

この方法は文章の内容を吟味し、文からイマジネーションを得るには有効です。

しかし、多くの情報を集めるという観点では効率的ではない方法です。

現代社会においては、スピードや効率性が非常に大きな影響力を持ちます。

いいアイディアを思いついたとしても、調査や制作に時間をかけすぎてしまうと他の方に先を越されてしまいます。

そのため、現代社会では一刻も早く不完全でもいいので、社会にアウトプットを投げてみるということが重要になります。

もちろん、じっくりと時間を取って最高の商品やサービスを作りこむことが価値がなくなったとは言っていません。

むしろ、これだけ変化が激しく、効率性が求められている時代において、しっかりと考え、作りこまれた商品やサービスはより価値が高くなっていく事でしょう。

しかし、相対的にはそのようなサービスよりも、スピードが大切になってきています。

つまり、読書においては音読中心の読む読書よりも、眼で見て理解するフォトリーディング型の読書が重要である場合が多いという事です。


3.キーワードとディスコースマーカーを文章から拾う

このようなフォトリーディングを使うことで、拾っていくべき情報は超入門編では2つです。

つまり、キーワードとディスコースマーカーです。


まず、キーワード。

DBRでのキーワードの定義はシンプルです。

キーワードとは文章の中によく出てくる単語のことです。

そのことを理解していただくために、こちらをご覧ください。

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こちらの例文をまずは読むのでは眺めてみてください。

その中で、ざっくりとあなたの目によく入ってくる単語を意識してみてください。


いかがでしたでしょうか?

あくまでも具体例ですが、私の場合はこのように目に映りました。

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いかがでしょうか?

あなたの眼はどの単語をキャッチしたでしょうか?

慣れてくると単純に多く見かける単語をそのまま拾うことが自然にできるようになります。

ですが、慣れていないうちはあなた自身が関心のある分野に関係のある単語が印象に残りがちです。


「それじゃあ、結構この作業は難しんじゃない?」


と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

心配いりません。

この問題は数回やっていけば、自然に解消されます。

それも、従来の速読法のようにそれ専用のトレーニングを積み重ねる事によってではなく、あくまで自分の好きな本を読むことでできる実践的な方法で自然と身についていきます。


話を戻します。

先ほどの例文から、慣れてくるとこのような印象を持つでしょう。

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そして、

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このように、努力を継続させるためのノウハウが書かれているはずというイメージが頭の中に浮かんでくるはずです。

キーワードの拾う作業は以上です。

これを見開き2ぺージで機械的に本の最後まで実践するだけです。

そう、非常にシンプルなんです。


次に、ディスコースマーカーを拾っていきます。

ディスコースマーカーとは文章の論理展開を示す役割のある単語や文法表現のことを指します。

大学受験の英語の参考書ではよく使われている言葉で、皆さんの中には、受験生の時に、触れられた方のいらっしゃるかもしれません。

具体例を挙げると、「まず」「つまり」「例えば」「要は・などの接続詞は最も一般的なディスコースマーカーに当たります。

それぞれのディスコースマーカの機能はこちらです。

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DBRはこれらのディスコースマーカーをパズルのピースのようにとらます。

そして、それらを組み合わせることで、自分に必要な情報だけ効率的に拾っていきます。

イメージとしてはこのような感じです。

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もしあなたが、筆者の意見やノウハウだけを拾って読んでいきたい場合は図のような判断をすることになります。

そのことをイメージすると、このようにようになります。

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このような作業に慣れていく事で、あなたの読書スピードは飛躍的に向上します。

最初のうちは、キーワードとディスコースマーカーを分けて読まなければならない方が多いです。

ですが、回を重ねるうちに慣れてきて、キーワードとディスコースマーカーを同時に拾う事ができるようになります。

もちろん、どの本で実践するかはあなたの自由です。

自分の読みたい本で自分のペースで実践していただけッこうです。


このような決められたルールに従って、あなたのペースで一つ一つ起こしこんでいけば、確実に読書のスピードは向上していきます。

それも、これまで一般的であったフォトリーディングに比べ、早いペースで無理なく早く、正確に読んでいけるようになるかと思います。

なんせ、トレーニングが一切いりませんから。


以上、DUAL BRAIN READING(DBR)の超基礎編の内容でした。

いかがでしたでしょうか?

後は、あなたのペースで実践されれば自然と読書のスピードは上がっていきます。

ぜひとも、実践してみてください。


4.CLASS No6:DBRの理論③(DBRの実践方法‐超基礎編‐)

1.DUAL BRAIN READING(DBR)の超入門

2.本を読むのではなく、「眺める」(フォトリーディングの基本)

3.キーワードとディスコースマーカーを文章から拾う

DUAL BRAIN READING(DBR)を是非体験してみたい方はこちらへご連絡ください。






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