見出し画像

効率性分析

◎資産を効率的に活用し売上につなげるための指標分析を学ぶ

★効率性分析とは?
企業が無駄な資産を抱え込まず、効率的に売上高等を実現しているかを見る分析
(例)
・A社→総資産 100億円 売上高 200億円
・B社→総資産 100億円 売上高 100億円

◆同じ額の資産を元手に、より多くの売り上げを上げているので、A社の方が効率の良い経営をしていると言える
◆反対にB社は、売上高は、A社の半分なのに総資産額は同じ
→効率の悪い経営をしている可能性がある

★どういう場面で使うの?
①無駄な資産を削減する
遊休資産などをチェック!!
※遊休資産とは?→企業が事業目的で取得した資産のうち、稼働していない資産のこと

②プロセスの改善に活かす
設備の稼働率を高める
在庫水準等の見直し

★効率性分析の4指標
①総資産回転率(回転期間)
②売上債権回転率(回転期間)
③たな卸資産回転率(回転期間)
④仕入債務回転率(回転期間)

◆どうあれば好ましいの?
●総資産回転率・売上債権回転率・たな卸資産回転率の場合
→【回転率】高い【回転期間】短い→好ましい

●仕入債務回転率の場合
→【回転率】低い【回転期間】長い→好ましい

◆総資産回転率とは?
貸借対照表に乗っている全ての資産が、どのように効果的に用いられて売上に貢献したか?を見る指標!!
より少ない資産で、より高い売上高をあげることが望まれる
売上高が同じであれば、総資産が少ないほうが好ましい

※総資産→流動資産と固定資産がある

総資産を減らすには?
流動資産を減らすか、固定資産を減らす

固定資産を減らすには?
・稼働していない遊休設備を売却

★まとめ
●分析の前提に合わせて数字の取り方を揃える!
期末:期中に数字が変化した場合には、実態を表さない危険性がある
期首・期末平均:実態をよく反映するが、数字を集めて計算するのに手間がかかる

●業界特性等を考慮し、他の数値や財務指標とのバランスを見て真の無駄を見極める!!

●無駄にキャッシュを手当てする状況になっていないかを見て、ビジネス全体の効率、収益性を高めることが必要!!











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?