笑顔

学校に行かなきゃ、遅刻してしまう。留年ではなくてもっと漠然とした恐怖のイメージが通学にはある。俺はもうあれに追いつかれてしまっているので毎朝体を縦にすること、両足で立って歩くこと、バスに乗ってその先へ向かうことに膨大な上昇負荷を覚えていて、それが強迫観念になっている。死にたいと思って目を覚ますと俺は学校を中退した無職なので恐怖から逃れたことへの泥のような安堵と帰属する先も夢も失ったことへのべったりとした恐怖がちょうど半々になった感情で泣き笑いみたいな不思議な気持ちになる。これが怖すぎて毎日残機が1づつ減っている。怖いことを考えるのはやめようと眠る。眠る... 文章を推敲しないので文字をうまく打てない時は壁に追い詰められたみたいな感触がして 怖い。

うつ病というものはある程度症状が進行すると原因が全くないにも関わらず強い恐怖の感覚が常にあり一日中布団をかぶって目を瞑っている状態に差し掛かることがあるのだが、これを説明しても朗らかな人にはあんまり信じてもらえなくて、何か俺が気がつき損ねた恐怖の原因があるんじゃないかと数個案を出してくれて、一番無意味な時間なのでその間俺の中はからっぽになる。鬱病が進行していくにつれて俺の体を構成していた常識が一つづつ抜け落ちていってレイヤーがズレていく。普通の人間ではあり得ない身体異常が起こりまくって医者にしんじてもらえなかったり、立ち上がったり歩いたり食べたりできなくなる。これを周囲に信じてもらえないというか、予想外すぎて直ぐには信じられないのを毎回丁寧に説明して信じてもらうまでのタイムラグが煩わしくてリセマラでチュートリアルをイライラしながらスキップするみたいに雑な説明をして俺ももうやめたいと思ってるのに。思ってるのである程度理解のある友達しか残らない。理解のある友達に大丈夫?と言われて恐怖には本当に理由がなくくて、ゲームで言う恐怖状態を付与、のようなデパフなのです。脳の異常なのですと説明する。

友達のpink/岡崎京子の感想文がよかったので読んだ。すごい作品だ...。

やけに白く、やたら長いものを見かけると少し嬉しい

実家から猫と妹がいなくなるらしいけどそうなったらもう実家に帰れないな。

朝に死にたい。

うまくまとめられなかったのでいつか推敲します。

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