シェア
気づくといつも引きこもっている。そんな日々。 ゲームぐらいしかやることがない。 やれるこ…
どうでもいいけど兄が今年で二十歳になる。 留学と被って成人式には不参加というスタイルがい…
一緒にいたいと思える相手がいるというのは、単純にものすごく素敵なことのように感じられる。…
新しくコートを買った。紺色のチェスターコート。 コートなんて生まれてはじめてだ。 基本的…
新しく張り替えた1弦と2弦が、銀色に光って見える。 っていうよく分からない文章がふと浮かん…
そう、相変わらず。 勉強、学校、レポート。 そういった文字が脳裏にちらつくだけで、もう頭…
「今日は振替休日かなにか?」 ふと、美容師が言う。 この人に髪を切ってもらうのはもう3回目ぐらいになるだろうか。 特に髪型へのこだわりはない。 髪が伸び、寝癖がすごいことになり、鬱陶しくなってきたら切る。それだけ。 小洒落たことはせず、ただいつもと同じように切ってもらえればそれでいい。 ので、同じ美容師に切ってもらった方がいいという結論に至った。 この世界では、子供が平日に外にいると、必ずと言っていいほど何か聞かれるように仕組まれている。 高校生にもなると自分
ベッドの上から、ティッシュを放る。 宙を舞うその様に、どこか美しささえ感じる。 未だかつ…
新しく買った大きいパーカーはまだタンスの中だけど、なんだかもう冬っぽい。 特に変わりはな…
母が出掛けたので、祖母と2人。 とりあえず、高校のレポートをやらないといけないらしい。 1…
深夜になると、とてつもなく腹が空く。 いや腹が空くということもないが、とてつもなく何かを…
友達が、自殺する夢を見る。 なぜか早く目覚めてしまい、仕方なく二度目の眠りに就いたときの…
身内が亡くなり、明日から忙しくなるので、今のうちに作業をしておきたい。夜。 暗がりの中か…
家に帰るといきなり、私の部屋の電気はつけてはいけないと母に言われた。 1階の奥。そこに私の部屋はある。 そこで生活するようになったのは、たしか中学生ぐらいのころからだったろうか。 当時は1人でいることが妙に怖かったのだが、気づけばここにいることに何よりの安心を抱くようになっていた。 話を戻すと、どうやら私の部屋の電気をつけると家中の電気が消えてしまうらしい。 なんだか呪われてるような気がして嫌だったので、兄の部屋で寝ることにした。 なお兄は今は家にはいない。 な