そくていまみれのレポ的なやつ

負けました。
この熱を貧弱な語彙に落とし込むことができなくて、参っている。僕が持ってるのはスプーンで、海を見ていない人に海を見せようとして今必死に掬ってるとこ。無理じゃん。レポどうやって書けば未だに分からん。

ライブへの感想の前にいくつか伝えたいことがある。
まず第一に配信勢へ。
今回で全通出来なくなったとか、直前行けなくなって辛いとか悲しんでる人をTLで見かけた。悔しかった。きっと僕の非じゃないくらい哀しかったと思う。
でもどうか罪悪感は感じてないでほしい。行かなかったことで大事な物を守ったってことも忘れないで。自分の健康だけじゃなく、大切な人の命や名誉まで守ったんだよ。一時の刹那的な感情に流されず、長期的にファンでいられる道を選んだ。胸を張って誇っていい。今回行けなかったからって、現地勢より愛情がないなんて思わないで欲しい。僕が行けたのなんてたまたまだ。運が良かっただけだ。みんなの愛の大きさと変わらない。
でも、少なくともここでは行けなかった人の分まで熱量を込めて書くよ。気持ち悪いオタクが語るから次会った時、君たちの好きを聞かせてくれ。ここで指切りしよう。オタクと指切りするのは嫌だって?ちょっとだけ泣くね。

また、予防線を張らせていていただくと、今回のレポはとても気持ち悪くなると思うので、先にその理由を述べさせていただきたい。僕を知ってる人ならご存知だろうけど、もとかな、みゆはん(ここでは敬称略とする)は僕の最推しの2人なのだ。
なので今回のライブはツナ缶特攻かかっているといっても過言ではない。本当に辛い人生の節目、何度もみゆはんに救われた。もとかなに勇気をもらった。そりゃあ限界にもなるってもんでしょ。

もとかなをご存じない方もいるかもしれないので言っておくと、
すごく魅力的な人です。
そしてそんなすごく魅力的なみゆはん、魅力的なもとかなには、実はいくつもの共通点がある。
輝いて見える2人だけど、その道のりは決して平坦なものではなかった。もとかなは養成所に6年も通い、ようやくチャンスを掴んだ。声優としては遅咲きすぎると言っても良い。周りの子、自分よりも若い子がどんどんデビューし主役を張ったりしているのを見て、きっと辛い思いもしたかもしれない。それでも諦めなかった。信じ続けた。自分の好きを貫いた。
みゆはんだって、挫折を経験している。大学時代の陰口を叩かれて人間の汚い部分を見た。就活では希望とする心理学を使う仕事に就けなかった。東京に来てすぐ夢を叶えられたわけじゃない。推しのライブを見て自分の不甲斐なさに泣いた事もある。アンチに心を壊されたこともあった。2ndライブだって一回中止になり、みゆはんと僕たちは2年ちょっと待つことになった。それでも歩みを止めなかった。自分だって苦しいはずで、昔よりずっと忙しいはずなのに今でもファンの声に耳を傾けてくれる。
2人ともめちゃくちゃかっこいい人だ。

そして、個人的なここすきポイントとして。
2人ともオタクだ。これは決してディスっているわけじゃない。

本宮佳奈という人物を語るうえで欠かせない、デグーのきすけくんという存在がいる。もはや溺愛というレベルを通り越し自費出版で写真集を作るほどであり、(実際に可愛い)ほかのゲストに呼ばれた時もきすけくんの話になることもしばしば。マネージャーに止められても己の好きを貫き通したという過去もある。
そして、そんなきすけくんを語る本宮佳奈は輝いている。人によってはまたその話かwwと笑うだけかもしれないが、その語り口は本当に好きなんだということが伝わってくるし、心底楽しそうに話す姿は非常に魅力的だ。いつまでも聴いていたい。だってさ、知識マウントとかじゃなくてあんなに純粋に楽しそうに嬉しそうに良いなぁ!って言える人なかなかオタクにもおらんよ。
あとね。
僕以外にも大人になるにつれて自分の好きなものを正直に言えなくなってしまった人はきっと大勢いると思う。人に勧める時も「俺は割と好きなんだけど」「大衆受けはしないかもしんないけど」と一歩予防線を引いてしまう。多くの人が好きじゃないと好きって言えない。そんな空気の中で好きを発信し続けることはなかなかにしんどいことだよ。だって怖いじゃん。

そんな中で、本宮佳奈は言うんですよ。
「好きは私の原動力」
オタク道の真理であり、なぜこんなにも本宮佳奈が輝いているかの理由がそこにある。人は自分が好きなことをやっているときが一番輝いている。クトゥルフであったりサンホラだったりゲームについて語る本宮佳奈を見てくれ。すごく楽しそうで、ただのオタクだ。何年も苦労して自分の好きな分野に楽しそうに触れているのを見ると自分も頑張ろうって気になる。好きなもを好きといえる格好良さは真似していきたいし、好きなものがあるから頑張れるって言いきれる人間に僕もなりたいと常々思っている。
みゆはんがオタクなのは言うまでもないし、みんなも知ってると思う。言葉遣いとかそういうのじゃなくて、感銘を受けたから軽率に曲作っちゃうところとか。作詞作曲ってそんなに簡単じゃないぞ。しかもなんで名曲になってるんだよって毎回思っている。エネルギーがすごすぎる。
そしてみゆはんの場合は歌手一本じゃなく、アパレルや声優にゲーム実況などマルチに活動している。自分の好きなものを好きという、好きを形にするって考えたらはみゆはんはとっても欲張りなオタクで、そんなみゆはんが心の底から大好きだし憧れるよ。
二人とも努力家で、優しくて、どっちもファンのことを大切にしてくれる。みゆはんはリプ返とか自分のラジオ中止になった時も真っ先にファン心配したりとか、ファン同士のやり取りみてそれ覚えてたり、すごくこちら側に向き合ってくれる。
もとかなもファンからのお手紙をもらうことをすごく楽しみにしてくれてるし、受け取った報告とか毎回手紙の内容とかへのお礼とか書いてるからちゃんと読んでくれているんだと思う。コミュ強天然おねえさんもとかなと、コミュ障(今はもうそんなことないけど)挙動不審奇声ド変態ゲーマーおねえさんのみゆはんは意外と似ていて、だから相性はいいのかな、なんて。なんにせよ大好きな人と大好きな人が仲がいい。それだけで僕は最高に幸せなのだ。

さて、2人の好きも語って気持ち悪くなる理由も少しは分かってくれたかと思うので、ライブの感想にそろそろ入ろうかと思う。26日までアーカイブ残るはずなので、読むのしんどくなったらライブを見てくれ。
アーカイブ期間過ぎちゃった人は映像化を一緒に待とう。いつか来る3rdの映像化、4thライブを希望を抱いて生きよう。これを読むことでネタバレになってしまうかもしれないけど、ある程度は予習になるとも思う。文章の中で込めた熱量を感じて、存分に期待を膨らませてほしい。後悔はさせない。期待していい。

で、最高だったとは言ってたけど、正直に言う。最初は困惑した。制約もあり体験したことがないライブだったので戸惑う部分も多かったのは否めない。実際、吉岡眞子さんの歌とかめちゃくちゃ良かったのに、個人的に会場から盛り上がり方への戸惑いを感じた。無言なりにもっと盛り上がれたはずだ。良いパフォーマンスだった。石山さんの歌もめちゃくちゃ良かった。横揺れはしたもののあれでよかったのか、と後悔は残る。それでも終わってみれば、こんな条件でも最高のライブは出来るということにまず感動した。


一曲目 キスは無理。
まずセトリ予想で外した曲だった。そくていまみれというタイトルでこの曲を持ってきたことに色んな意味を感じてしまう。無言のスタートだからまずはしっとり来るでしょって思ってたらそんな予想は裏切られた。ここで会場の雰囲気が変わったように思う。あ、盛り上がっていいんだと身体で感じた。そして、ジャストダンスでの努力か、動き一つ一つのの表現力は間違いなく向上しているように見えた。キレッキレだった。

二曲目 からくりピエロ
格好良すぎる。ここはみゆはんもいいんですけど、なんといってもこの曲はギターの高田翼さんがめちゃくちゃ格好いいんですよ。あんな動いてようギター弾けんなって思う。特に照明当たった瞬間はバリ格好良すぎて最推しのみゆはんじゃなくて翼さんに見ちゃったからね。それぐらい引き込まれた。

三曲目 人間関係満腹中枢
セトリ予想で一番最初に外した曲だった。
無言だよーっつってんのにコールアンドレスポンスある曲持ってくるなんて予想できるわけないですよ。そしてこのオンラインコールアンドレスポンスは、現地と配信の垣根を超えた画期的なコールアンドレスポンスだった。
個人的に勝手に感じてたしこり(下ネタではない)みたいなものがあの瞬間に無くなった。シンガーソングライターのコールアンドレスポンス一つでトレンド入り、みゆふぁんの絆を感じたよね。
そして地味にここまでめっちゃみゆはん動いてるんだけど、よく息が切れないよね。めちゃくちゃ体力あるのでは?みゆはんはダンスやってるからな(ユースケサンタマリア)

MC一回目 測定開始
ぶっとんだ企画。年頃の女性の体重、身長、バストサイズの測定を大勢で見守るという企画。いや、ライブって何だっけ?これ何の時間?これを知って僕たちはどうすりゃええねん女友達じゃねぇんだぞと脳内でツッコミを入れている間にリプを待つ時間に。体重とかバストサイズとかセンシティブすぎてリプ送れないよ。こちとら思春期だよ。
そしてもとかなが白衣で登場し、早くも限界を迎えそうになる。もとかな声綺麗だなぁとか、みゆはんは変な動きをしても可愛いなぁとか思考をそらしている間に測定は進み、どんどんみゆはんデータが埋まっていく。僕のデータも喜んでいる。身長は大体知っとったけど体重まで知っていいの?
体重軽すぎて心配だよ。だってグライオンと一緒だよ?けたぐりの威力60くらいしかないよ?

っていうか大好きなみゆはんをそういう性的な目で見たくないって心のツナ缶が言って耳をふさごうかと思ったけど、大好きな人のことは何でも知りたい欲が買っちゃった。ツナ缶は汚れてしまいました。申し訳ございません。
で、みゆはんの胸のカップ数が明らかになったわけですが、みゆはん巨乳説を唱え続けてきた僕からしたらどやぁって気持ちなんですけど、あんまり胸で弄っちゃだめですよ。本人が笑っていられたらいいけど不快に思ったら普通にセクハラですからね。ちょっと気をつけようね。

4曲目 Poison mortel
これもライブではやらんやろと予想してた曲。ライブで聞くとこんな格好いいのかとなった。めちゃくちゃ陳腐な表現しかできないけど、言語は分からなくても伝わってくるものがあるなと感じたし、映像もめちゃくちゃ良かった。会場だと重低音も腹に響いてきて、めちゃくちゃ心地よかった。ちょっとアングラなクラブみたい。これは絶対に声出しちゃいけないと感じたし、今回のように無言のライブだと映えるなと思ったよ。素晴らしい選曲だった。
5曲目 ワンサイデッドラブ
この曲は思い入れが深い曲だったからまた聴けて良かった。
相変わらず映像が良い。
明らかに曲の趣旨とは違うかと思うけど、僕はこの歌はファン目線での歌、みゆはんに向けた歌だと思ってる。
想いが強くなればなるほど、良いとされるファンの枠組みから外れていく気が僕はしていた。でも、それでみゆはんに嫌われても僕はみゆはんのことが好きだよ。
愛情が重くて理想の押し付けたり負担になってたり、面倒くさいなって思われていたら申し訳ないなって気持ちはもちろんあるけど、そんなことは分かってるけど、それでも好きだし、好きでいたいんだ。
6 SUPERSHIRO
KAWAII!
ダンスもう覚えちゃったから一緒にフリ踊るのめっちゃ楽しかった。
やっぱこれも前より表現力上がったし、安定感もあった気がする。
でも本当に申し訳ないんだけどPoison mortelの記憶が残ってるから、こんなにふわふわで可愛い曲歌ってんの聴くとえ、誰?ってなってちょっと笑ってしまった。

2回目のMC 上体反らし、反復横跳び、握力
プルスウルトラ。HとEROでHEROだが、みゆはんの上体反らしをそんな目で見るのはやめてください。頑張ってほしいけど、ケガだけはしないでほしいなぁと見守っていた。頑張ってて良かった。
まぁみゆはんも(小学校の頃だけど)バスケやってたし、体の動かし方は知ってると思うから体ほぐして動き始めたらすぐに平均以上に行くんじゃないかなと思う。もとかなはバレーやってたし結構体力あるし、演劇とかダンスレッスンとかで鍛えられるし同年代の女性よりは絶対運動神経良いと思う。

そしてここのMCでもとかなの天然属性が光る。
握力でトークを引き出そうとして、
「ちなみに最近握りつぶしたものってなに?」
いや下手か。話の振り方天然すぎでしょ。そんなMC見たことねぇよ。
ゴリラと会話してんじゃないんだぞ。
「泡」
答えるんかい。そしてなんでぱっと出てくるんだよ。
めちゃくちゃじわじわ来た。

その後のやり取りもすごく良かったよね。
優しくフォローしたり、はっきり好きって伝えたり、
仲の良さも伝わってきてニコニコしちゃった。


7曲目 蝙蝠晩餐会
この曲も重低音が響いてめっちゃよかったね。そしてこの曲をざんぱんまみれじゃなくてそくていまみれで歌うのちょっとおもろくないですか?
あと蝙蝠がバッと(ダジャレではない)飛んでくるところちょっと鳥肌立った。元ネタ知ってるのでそんな意味じゃないの分かってるけど蠱惑的な魔女のようで、なんていうか世界観が伝わってきてけもフレ知らんでも楽しめる感じしてキャラソンの域を超えちゃってんだよな。ナミチはかわいいですね。

8曲目 Recollection
ジョハリの窓では3曲目に収録されている歌ですが、実はみゆはんのオリジナル曲で一番最初に発表された曲だったと思う。2012年とかに作られた歌だったらしいからもうすぐ十年になるんだね。

みゆはんはそんなに昔から傷や痛みと向き合ってきた。悲しくて強い曲。
大切な思い出だったんだと思う。覚えていたら苦しいけど、大切なものって忘れるのも辛いんだよね。
みゆはんは形にすることを選んだ。
失ったもの、悲しかったこともちゃんと背負ってみゆはんは立っている。
悲しいだけの過去にしていない。
今回のライブでも亡くなったおばあさんの写真を机飾ってたし、そういう強い覚悟を僕はみゆはんから感じている。
9曲目 綺麗になったよ
後ろのセット、9だけないの気付きました?(012345678)
もういないんですよ。
この曲、今回はちょっとだけ新しい捉え方をした。考えたくないけど、いつかは僕もみゆはんから離れることがあるかもしれない。好きですばかりを押し付けて、憧ればかりを積み重ねて、今の僕からみゆふぁんとしての自分を除いたら、空っぽでちっぽけでどうしようもないほど矮小な自分しか残らないかもしれない。また自分のことが嫌いになっちゃうかもしれない。身に着けた自己肯定感全部なくなってしまうかもしれない。そんな日が来るとして、推し続けてきたことに何の後悔も無いと言えるけど、みゆはんから離れたあとも誰かを責めることなく、環境のせいにすることもせずに、僕も綺麗になったよとに言えるようになったらいいなって思った。

3回目のMC IQテスト
途中までやってたけど、難しすぎてやめて観戦にシフトした。ちなみにライブ後やったけど、マジで全問分からず全部勘で答えてやや低いでした。みゆはんと一緒でちょっとうれしい。
IQ3でも任せなさい。
はい。みんな頭良くてマジですごいと思う。

アイスの実
    湯
    歯磨き粉
   うんこ
これなんだと思います?シンガーソングライターを表した言葉なんですよ。
僕の頭はおかしくなってないです。やめてください。やめろ。

10曲目 エチュード
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
かっこいいね。そして学校セットっぽいのもいいよね。
やっぱりこの曲はテンションがあがる。
歌詞もだけどギターまで超エモいんすよね。
これから先も駆け抜けてふとした日常を振り返ったとき、みゆはんの歌が近くにあったらいいなって改めて思ったよ。
11曲目 ホップステップ
この曲に殺されてる人結構いましたね。わかる。めちゃくちゃ良かった。
すごく熱い曲で、「それでも僕にしか僕を信じられない」って歌詞は初めて聞いたときはグサッと来たなぁ。言葉遊びとか花言葉とかも混ぜつつ、キャラの心情に沿って、こんなクオリティの高い名曲作れるの冷静におかしい。
自分を格好良くするのは自分しかいないんだよな。俺も頑張りたいな。
今更主人公にはなれないけど、これでよかったといえたらいいな。
12曲目 メッセージ
みゆふぁん殺しに来てるね。
めちゃくちゃ聞けて嬉しかったけど、トリでしかも同じ11月だからどうしてもよだれまみれのころを思い出してグッとくる。
素敵な人に囲まれてのとこでみゆふぁんに振ってくれて感情が爆発しそうになった。
ありがとうっていわれてもこっちがありがとうなんだよ。いつも元気をもらってるのはこっちだし、こんな曲を歌われたら僕たちは何を返せばいいの?ってなる。ありがとうじゃ足りないけど、せめてリプライの一つやファンの言葉が少しでもみゆはんを元気にさせたらいいなぁと思う。
この人を好きになって、本当に良かった。

アンコール 
アンコールどうするんだろと考える間もなく気づいたら手を打っていた。みん名も多分同じだったんだと思う。音がそろったり小さくなったりありがとうの拍手が地面を打ち付ける激しい雨みたいに聞こえて、なんとなくみんな無言だけどみゆはんに伝えたい言葉があるんだな、みゆはんともっと一緒にいたいんだなというのを感じた。

13曲目 恋人失格
お互いを思いあっているのにすれ違っていてて辛いよね。「泣かないんだね」の後に泣いているし、「キスはみじかめのほうが好きってことも」とあっちは思ってる。
忘れたくてもきっとたばこを吸ってたベランダで彼氏のことを思い出すんだろうし、このお菓子好きだったなとか彼女思い出しちゃうんだろうな。もう会うこともないのにね。つらいね。
一番好きな人といる自分が一番嫌いって本当辛いけど、これから自分のことも好きになれるといいね。

最後のMC
すっごくMC上手になっていることにも感動したし、
人とのつながりを大事にする理由にも感動した。
コロナ禍で人とのつながりが希薄になり不安になっていたころに、みんなフレンド企画というぼくのフレンド合唱する企画が立ち上がった。一人じゃないよって勇気づけてくれた。あの企画に参加することで顔の知らない誰かとお互いにお互いを励ましあえた気がする。
あの指切りげんまんだって、みゆはんとだけにしたわけじゃないと僕は感じている。現地のみゆふぁんや配信見てるみゆふぁんともアーカイブ見てるみゆふぁんとも指切りしたつもりだ。僕はみゆふぁんも好きだ。次のライブではみんなと会いたいと思ってる。
僕なんかが支えになるかはわかんないけどみんなのことが好きだし、僕のこと仲間としてカウントしてくれ。何の力にもなれないと思うけど味方だよ。

14曲目 ユーアンダイ
無理。号泣しちゃった。
涙がにじんでみゆはんの姿見えなくなったら嫌だから絶対泣かない、目に焼き付けるって決めてたのに、曲がかかった瞬間にもうだめ。
この曲によって立ち直ることが出来たけど、やっぱりちょっと当時のことを思い出してしまう。
僕は自分の人生の半分以上一緒に過ごしてきた猫がいた。名前はエルマー。僕と誕生日も一緒で、すごく優しくて甘えん坊な可愛いやつだった。
癌が見つかってあんなに食いしん坊だったのにご飯も徐々に食べれなくなり、それでも手から与えると食べようとする健気な奴だった。
弱っていくのを見て覚悟はしていたつもりだったけど、覚悟なんて全然できていなかった。自分の半身が死んでしまって、もっと早く気づけてたらって自分を責めたし、楽しかった記憶でさえも思い出すと苦しかった。でもそれ以上に、重さとか輪郭とかがぼんやりとしていったのがすごくつらかった。
受け入れたつもりでも姿を探してしまったり、あの時期は何をしていてもずっとつらかった。一生不幸でいいからずっとあの子と一緒にいたかった。
そんな時にこの曲聴いて、虹の橋のむこうで待つあの子に君がいてくれたからってことと、あれから色々あったんだよって伝えるために生きなきゃって立ち直るきっかけをもらえた。僕にとってはこの曲は別れの歌じゃなくて、再会を誓う歌なんだ。
だから、この曲を生で聞けてすごく感動して嬉しかったんだけど、
やっぱりちょっとだけ辛いね。

15曲目 ぼくのフレンド
最後は代名詞ともいえる曲。やっぱりこれだよね。
けもフレだったりコレサワさんとか横浜流星さんとかいろんなきっかけで入った人もいて、でもきっと中にはみゆはんを通してじゃなかったら知らなかった人もいるわけじゃないですか。それぞれの人生、それぞれの価値観がある中で知り合った人とこうして仲良くできるの奇跡だなぁと思うよ。
この曲の歌詞もみゆはんの友達との思い出が詰まった素敵な曲。
長いお説教って言葉もそうだけど、頑張りすぎるなって言葉がほどほどに休もうって歌詞につながったり。
人は少なからず影響を与え合って生きていて、誰かの思い出がこんな風にたくさんの人の傷をいやす処方箋になることもあるんだよね。
もう何度言ったかわからないし僕の言葉でこんな名曲を汚すのもあれだけど、結局はこれに尽きるのだ。
「つまりはこれからもどうかよろしくね」
辛いとき、大変なときだけど人とのつながり大事にしながら乗り越えてまたみんなでみゆはんのライブを見れたらうれしいな。

最後のしめくくりのあいさつもファンを気遣うどこまでもみゆはんらしいものでしたとさ。すごく歩み寄ってくれて、こんなにファンとの距離感が近いアーティストっていないよね。

はい。
まとめます。26日迄アーカイブ残ってるから見てください。
(※配信チケット購入期限は18時までらしいから注意)
アーカイブ期間過ぎてこの記事読んでくれてる人は一緒に映像化待って、
たっくさん期待して映像化したら語り合おう。幸い、youtubeではトイカメラで撮ったバージョンのリハ動画とかまだ最高の夢の続きを見ることが出来る。それを見るのもいいかもしれないね。
配信でも、半分のキャパでもこんなに良いライブはできるんだってことをみんなに伝えたいけど、でもやっぱり会いたい人もいたし何より直接ありがとうってみゆはんに言いたかったしファンレターを渡したかった想いもある。
今度のライブではみんなに会って、笑いあったりクソデカ感情込めたお手紙も送りたいな。それまで元気でいないとね。みんなも健康には気を付けて。
各々辛いこともあると思いますがそういうのも吸収してパワーアップして、シャボンディ諸島でまた会おう。長々駄文失礼しました。

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