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逸走について~一口馬主的よもやま話

挨拶イラスト

こんばんは、竜神です。今回はホープフルSで起こった『逸走』に関する説明をしていきたいと思います。【1012文字:気楽に読めます。】

逸走とは

今回、にわかに注目を浴びる事となった逸走。G1レースで見る事はめったにない(過去無かった?)レベルの出来事です。
レース中でランドオブリバティが起こしたのが逸走ですが

1:47くらいから逸走し始めます。

用語の定義としては

文字どおり馬が走路から大きくはずれて走路外に疾走してしまうこと。競走を続行するためには、逸走し始めた地点に引き返してからにしなければならない。(JRA:競馬用語辞典)

まぁ、一般的には走路外まで出なくても、大きく外側に走っていって、他馬が走っているコースから大きく外れてる時点で逸走と言って差し支えないと思います。(今回のケースは前者)

レースにおいては、距離損が起こって勝負に対して良い事は何もありません。ランドオブリバティも逸走しなければ勝ち負けのレベルの可能性があっただけに勿体ないですね。

原因としては、馬のコントロールが効かなくなること。
今回は、もともと馬に気性の悪さが合って、それが原因になったと考えられています。

歴史的逸走

過去にも、逸走が起こったレースは有ります。歴史的に有名なのはやはりオルフェーブルだと思います。

2012年 第60回阪神大賞典

とにかくまともなレースではありませんでした(笑)
内容の衝撃度は大きいのですが、コースの大外を行ってるだけで厳密には逸走では無いのかもしれません。でも、本質的にはこういう事です。
たぶん、後世にもこのレース以上のものは出ないのかもしれません。

次からは映像は無いんですが、検索して見て欲しい『逸走』です。

逸走 その一

2016年1月24日 3歳未勝利 グレンツェント

4角から直線に入るところが見どころです。
いかにも曲がり切れなかった感が面白い(笑)

逸走 その二

2014年10月19日 アイルランドトロフィー エイシンヒカリ

後に海外G1を勝つエイシンヒカリですが、当時からお行儀が悪いのは変わりません。
とんでもない大逃げを打った上に、周囲に馬もいないのに派手に逃避して外ラチに向かって逸走。それでも差をつけて勝つのがこの馬らしいですが…汗
騎手はみんな苦労していただろうなぁ…。

以上、逸走に関して書いてみました。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

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