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競走馬の毛色の話~一口馬主的よもやま話

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こんばんは、竜神です。コメントで競走馬の毛色に関してお話が出ていたので軽く記事にしてみます。【1334文字:気軽に読めます。】

サラブレッドの毛色は、全部で8種類

サラブレッドの毛色は、公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナルで認められているものが全部で8種類あります。

被毛と長毛

体の表面に生えている短い毛のことを被毛(ひもう)と言います。
まえがみ、たてがみ、尾毛などは長毛(ちょうもう)といいます。

かげ(鹿毛)

被毛は明るい赤褐色から暗い赤褐色までありますが、長毛と四肢の下部は黒色です。
栗毛との違いは長毛と四肢の下部の色で、栗毛は黒くなりません。

ディープインパクトがこの毛色の代表産駒です。

くろかげ(黒鹿毛)

被毛の色合いが黒味がかった赤褐色で、黒味の程度により相当黒く見えるものまでありますが、眼の周辺、腋、ひばら、下腹及び内股は褐色で、
長毛と四肢の下部の色は被毛の色の濃淡にかかわらず黒色です。

ナリタブライアンがこの毛色の代表産駒です。

あおかげ(青鹿毛)

全身ほとんど黒色で眼及び鼻の周辺、腋、ひばら等がわずかに褐色です。

ソウルスターリング(オークス馬)がこの毛色の代表産駒です。

あおげ(青毛)

被毛、長毛共に黒色です。軽種馬には比較的少ないです。この毛色は季節により、毛の先が褐色となり黒鹿毛や青鹿毛のように見えることがあります。眼の周辺、鼻の周辺をよく観察して判断しなければなりません。

シーザリオがこの毛色の代表産駒です。

あしげ(芦毛)

原毛色は栗色、鹿毛、青毛等ですが、被毛全体に白色毛が混生し、年齢が進むにつれて白色の度合いが強くなり純白になります。

オグリキャップがこの毛色の代表産駒です。

くりげ(栗毛)

非毛は黄褐色で、長毛は被毛より濃いものから淡く白色に近いものまであります。

グラスワンダーがこの毛色の代表産駒です。

とちくりげ(栃栗毛)

被毛は黒味がかった黄褐色から黒味の非常に濃いものまでありますが、黒色にはなりません。長毛は被毛より濃いものから、白色に近いものまであります。

サクラローレルがこの毛色の代表産駒です。

しろげ(白毛)

この毛色の発現はサラブレッドでは十分解明されていません。この毛色の産駒は白色または全身の大半が白色で生まれますが、眼には色素があり、ピンク色の皮膚の一部に有色の斑点があることから、いわゆるアルビノではありません。芦毛との違いは、生時に既に大半が白色を呈していることです。

ユキチャンがこの毛色の代表産駒です。

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正直、レースを見ていて全ての毛色を見た目で理解するのは難しいと思います。ですが、JRA公式サイトの出馬表や競馬場・ウインズで配布されるレーシングプログラムに各競走馬の毛色が掲載されていますので、参考に観戦する事も出来ます。

最近、白毛馬のソダシが芝の重賞を勝って、毛色に注目が集まっています。
せっかくなので、大まかな毛色を覚えるとより競馬が楽しめると思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

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毛色の説明に関してはJRA公式サイト(https://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/color/)を参考にしています。

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