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OnePointLesson 君島三佐子のかわいい広島弁(5)たいぎい

こんにちはこんにちは。
純喫茶ぎふまふの君島三佐子です。
今日の広島弁は…

たいぎい


とてもよく使われる広島弁の一つです。
お殿様が家来に「大儀であった」と労うシーンを見たことありませんか。語源はその「大儀」で「面倒なこと」という意味なんです。
ちなみに「大義名分」の「大義」とは字も意味も違うのでご注意ください。
広島弁の「たいぎい」も「面倒だ」「億劫だ」という意味ですが、その延長で「やりたくない」「やらない」というところまで含んでいます。
また、発熱時などに「だるい」「しんどい」という意味でも使いますね。
類語に「やねこい」があります。

■今日のスキット

リンダ:雨の月曜日は、たいぎいよね。
山翔:お互いにメンヘラじゃけんね。
リンダ:私、別に心病んどらんよ。
山翔:あら、てっきり。
リンダ:ヤマショウも仮病じゃろ。
山翔:ひど。身も心もたいぎい。

皆さん、気が晴れないときは、遠慮せずに「ああ、たいぎい」と弱音を吐きましょう。
そして、テキトーに頑張りましょ。

それでは、次回をお楽しみに。
さようならさようなら。

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