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OnePointLesson 君島三佐子のかわいい広島弁(2)ぶち

こんにちはこんにちは。
純喫茶ぎふまふの君島三佐子です。
今日の広島弁は…

ぶち


アクセントは前、あるいは平板。
後ろの言葉を強調する接頭語で「ものすごい」というような意味です。形容詞や動詞の前に付き、単独では使いません。
古来からの広島弁ではなく昭和40年代ごろに若者言葉から生じたものと言われています。おそらく、語源は殴るという意味の「ぶつ」。広島弁の「ぶち殴る」「ぶち回す」などから派生したものではないかと思います。

■今日のスキット
リンダ:どしたんその靴、ぶちかっこええじゃん。
山翔:ありがと。ぶり高かったんよ。
リンダ:え、なんぼしたん。
山翔:2万…
リンダー:ほんまに? ぶちぶち高いじゃん。うち、そがいな靴、よう買わんわ。

強調して「ぶちぶち」になることもあります。言いこなれて「ぶり」、さらに進化して「ばり」というのもあります。
それでは、また、お会いしましょう。
さようなら、さようなら。

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