見出し画像

よこ

今日は横になる日でした。

寒い時期に地元札幌に帰ると体調悪くなる率8割(自分調べ)なのに、喉に対してのケアを怠ったため、喉がヤられました。完全に寒暖差と空気の乾燥を舐め腐っておりやした。

今日は池袋演芸場での旗日の二ツ目の会「福袋演芸場」へ、次回分のチラシを持っていく役目を仰せつかっていました。行ってチラシは組んだのですが、体調が悪そうな市童を見て、後輩が「手伝いはいいので帰っていいですよ」と言ってくれました。ポンコツ先輩ですね。

家に帰って薬を飲んで寝ました。
だいぶ回復しました。後輩に感謝です。

喉は商売道具なので、気をつけなければなりません。元々、ちょっとでも体調が悪くなると、扁桃腺炎を発症し、ご飯は喉を通らなくなり、高熱が出るという体質だったので、前座の頃、口蓋扁桃摘出手術を受けた私。10日間ぐらい入院したかな。

手術前日、緑太兄さんが病床まで来て、自身のサイン済みの野球バットを私に差し出し「君のためにホームラン打つから、頑張って手術受けるんだよ。」とお見舞いに来たことを思い出しました。
「いや、自分から手術したいって言ってんだよ!別に嫌がってねえよ!」
なんて、やり取りした記憶。

ちなみに手術は自分が今まで感じた痛みのトップ3に入るぐらいの激痛でした。

術後、おかゆも痛くて食べられず、常にお腹が減っていた私に、緑太兄はカツ丼を差し入れてくれました。傷口が広がるので、一番食べてはいけないのが揚げ物。ちゃんと調べて、差し入れてくれました。

「お礼に病院宛てにサインしたほうがいいよ」と色紙を持って来た緑太兄。「日本医科大学付属病院さんへ」と誰にも頼まれていないサインを書いて、枕元に置きました。

看護師モノの官能小説も貰いました。わざわざ古本屋で買ってきたやつだったかな。看護師さんに見られると恥ずかしいので、すぐ捨てました。

もう10年も前の話。馬久さんと二人でニヤニヤしながら病室に来てたな。今も仲いいな。

手術のおかげで、風邪が悪化して高熱が出ることもほぼなくなりました。体質が変わったり、二ツ目になって環境が変わったのも理由だとは思いますが。

季節の変わり目、皆さまもお身体にお気をつけてくださいまし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?